server.properties は、(Minecraft あるいは Minecraft Classic の)マルチプレイサーバーの全ての設定を記憶するファイルである。
server.properties を編集する場合には、行の順序は任意に変更して構わないが、元の用途と同じ構造を使用することが重要である。=
の前にある文字列はキーとなる部分で、変更すべきではない。=
の後の文字列はプロパティの値で、変更してよい部分である。#
で始まる行はコメントで、これらの行を変更したり削除したりしてもゲームに影響はない。
server.properties に変更を加えた後、それらをサーバーに適用するには、サーバーを再起動しなければならない。
server.properties にすべてのプロパティが指定されていない場合(新しいバージョンで新規にプロパティが追加されたときや、server.properties が存在しないときなど)は、サーバーの起動時に server.properties は新しいプロパティを含むものに上書きされ、指定されていなかったプロパティはデフォルトの値に設定される。
ファイルの場所
このファイルは、(存在しない場合に)サーバーの初回起動時に自動的に生成される。
OS | ファイルの位置 | 備考 |
---|---|---|
Windows | minecraft_server.exe と同じディレクトリ
|
|
Linux
Unix Unix/Mac |
作業ディレクトリのパス (pwd) |
ホームディレクトリ (
|
server.properties
これらは新しくインストールされる Minecraft サーバーのデフォルト設定である。
#Minecraft server properties #(File Modification Datestamp) generator-settings= op-permission-level=4 allow-nether=true enforce-whitelist=false level-name=world enable-query=false allow-flight=false prevent-proxy-connections=false server-port=25565 max-world-size=29999984 level-type=DEFAULT enable-rcon=false level-seed= force-gamemode=false server-ip= network-compression-threshold=256 max-build-height=256 spawn-npcs=true white-list=false spawn-animals=true hardcore=false snooper-enabled=true resource-pack-sha1= online-mode=true resource-pack= pvp=true difficulty=1 enable-command-block=true gamemode=0 player-idle-timeout=0 max-players=20 max-tick-time=60000 spawn-monsters=true view-distance=10 generate-structures=true motd=A Minecraft Server
Minecraft のサーバープロパティ
キー | 種類 | デフォルト値 | 解説 |
---|---|---|---|
allow-flight | ブール値 | false | サバイバルモードで、飛行を可能にする Mod を導入しているプレイヤーに飛行を許可する。
allow-flight が有効になると、荒らし(=Griefer、バグを悪用するプレイヤー)の活動がしやすくなるので、荒らしが多くなるだろう。クリエイティブモードでは、このプロパティは効果を持たない。
|
allow-nether | ブール値 | true | プレイヤーがネザーに行くことを許可する。 |
difficulty | 整数(0~3) | 1 | サーバーの難易度(Mob から受けるダメージや、プレイヤーの空腹度、毒のダメージなどに影響する)を決定する。
|
enable-query | ブール値 | false | GameSpy4 のプロトコルサーバーリスナーを有効にする。 サーバーに関する情報を取得するために使用される。 |
enable-rcon | ブール値 | false | サーバーコンソールへのリモートアクセスを有効にする。 |
enable-command-block | ブール値 | false | コマンドブロックを有効にする。 |
force-gamemode | ブール値 | false | プレイヤーにデフォルトのゲームモードで参加させる。
|
gamemode | 整数(0~3) | 0 | ゲームモードを決定する。
|
generate-structures | ブール値 | true | 構造物(村など)を生成するかどうかを決定する。
注意: これが false に設定されている場合でも、ダンジョンは生成される。 |
generator-settings | 文字列 | なし | ワールドをカスタマイズするための設定。可能な設定と例については、スーパーフラットとカスタマイズを参照。 |
hardcore | ブール値 | false | true に設定した場合、プレイヤーが死んだ際にスペクテイターモードになる。 |
level-name | 文字列 | world | 「レベル名」の値は、ワールド名とそのフォルダ名として使用される。ここで保存したゲームフォルダをここにコピーし、名前を同じフォルダに変更して代わりに読み込むこともできる。
|
level-seed | 文字列 | なし | シングルプレイのように、ワールドのシード値を設定できる。新しくワールドを作るときに利用される。
|
level-type | 文字列 | DEFAULT | 生成されるマップのタイプを決定する。
|
max-build-height | 整数 | 256 | 建築が許可された最大高度。地形の生成がこの制限を越えることがある。 |
max-players | 整数(0~2147483647) | 20 | 同時にサーバー上でプレイできるプレイヤーの最大数。より多くのプレイヤーがサーバー上に存在する場合、より多くのリソースを使用することに注意。また、OP プレーヤーの接続数は最大プレイヤー数には数えられないが、OPs は現在、完全なサーバーに参加することはできない。ただし、これはサーバーのディレクトリにある ops.json というファイル中にある、変更したい OP プレイヤーの bypassesPlayerLimit を true(デフォルトは false)に設定することで変更できる。このフィールドの値が非常に大きいと、クライアント側のユーザーリストが壊れてしまう。 |
max-tick-time |
整数(0~(2^63 - 1)) | 60000 | サーバーのウォッチドッグが、サーバーを停止させるまでにかかる単一ティックの最大ミリ秒。サーバーの停止時に A single server tick took 60.00 seconds (should be max 0.05); Considering it to be crashed, server will forcibly shutdown. というメッセージが表示される。この基準が満たされると System.exit(1) が呼び出される。
|
max-world-size |
整数(1~29999984) | 29999984 | デフォルトでは、サイズn-1のパケットは正常に送信できますが、nバイト以上のパケットは圧縮されます。したがって、数値が小さいほど圧縮率は高くなりますが、少数のバイトを圧縮すると実際には結果が大きくなる可能性があります。 -1 - 圧縮を完全に無効にする すべてを0で圧縮 注:イーサネット仕様では、64バイト未満のパケットを64バイトにパディングする必要があります。したがって、64より小さい値を設定しても効果はありません。通常1500バイトを超えるMTUもお勧めできません。
例:
|
motd | 文字列 | A Minecraft Server | クライアントのサーバー一覧の、サーバー名の下に表示されるメッセージ。
|
network-compression-threshold |
整数 | 256 | デフォルトでは、n-1バイトの大きさのパケットは正常に送信できますが、nバイト以上のパケットは圧縮されます。 したがって、数値が小さいほど圧縮率は高くなりますが、少量のバイトを圧縮すると、実際には入ったものよりも大きな結果になる可能性があります。
-1-圧縮を完全に無効にします 0-すべてを圧縮する 注:イーサネットの仕様では、64バイト未満のパケットは64バイトにパディングされる必要があります。 したがって、64未満の値を設定しても効果がない場合があります。 MTU(通常は1500バイト)を超えることもお勧めしません。 |
online-mode | ブール値 | true | サーバーは、プレイヤーをMinecraftアカウントデータベースに対して接続チェックします。 サーバーがインターネットに接続されていない場合にのみ、これをfalseに設定してください。 これがfalseに設定されている場合、偽のアカウントを持つハッカーは接続できます! minecraft.netがダウンしているかアクセスできない場合、これがtrueに設定されていると、プレーヤーは接続できません。 この変数を意図的にオフに設定することをサーバーの「クラッキング」と呼び、現在オンラインモードがオフになっているサーバーを「クラッキング」サーバーと呼び、Minecraftのライセンスのないコピーを持つプレイヤーが参加できるようにします。
true-有効。 サーバーは、インターネットに接続していると想定し、接続しているすべてのプレーヤーをチェックします。 false-無効。 サーバーは、接続しているプレーヤーをチェックしません。 |
op-permission-level | 整数(1~4) | 4 | /op を使用したときに与えられるデフォルトの権限レベルを設定する。すべてのレベルは、その下位のレベルの権限を有している。
|
player-idle-timeout | 整数 | 0 | 無操作のプレイヤーがサーバーからキックされるまでの時間を分で設定する。0にすると無効になる。
|
prevent-proxy-connections | ブール値 | false | サーバーから送信された ISP/AS が Mojang の認証サーバーと異なる場合、プレイヤーはキックされる。
true - 有効。VPN やプロキシを使用しているユーザーはサーバーへ接続することができない。 false - 無効。VPN やプロキシを使用しているユーザーもサーバーへ接続することができる。 |
pvp | ブール値 | true | サーバーでの PvP を有効にする。PvPが有効な場合にのみ、プレイヤーが自身に向けて撃った矢のダメージを受ける。
注意: プレイヤーによって発生した間接的なダメージ(溶岩や炎、TNT、水や砂、砂利での窒息など)は、PvP が有効でなくとも受ける。 |
query.port | 整数(1~65534) | 25565 | クエリサーバーのポート番号を設定する。(enable-query を参照) |
rcon.password | 文字列 | なし | rcon のパスワードを設定する。 |
rcon.port | 整数(1~65534) | 25575 | rcon のポート番号を設定する。 |
resource-pack | 文字列 | なし | リソースパックへの URI を設定する。プレイヤーはこれを使用するかどうかを選択することができる。
設定する際に、 Note download success/failure is logged by the client, not by the server. |
resource-pack-sha1 |
文字列 | なし | リソースパックのオプションのSHA-1ダイジェスト(小文字の16進数)。 これを指定することをお勧めします。 これは、リソースパックの整合性の検証にはまだ使用されていませんが、キャッシュの有効性と信頼性を向上させます。 |
server-ip | 文字列 | なし | サーバーを特定の IP に紐付ける場合に設定する。server-ip には何も設定しないことが強く推奨される。
|
server-port | 整数(1~65534) | 25565 | サーバーがホスト(リスン)するポート番号を設定する。(ルーターやファイアウォールを使用している場合は)NAT を使用したネットワークでポートフォワードをしなければならない。 |
snooper-enabled | ブール値 | true | Sets whether the server sends snoop data regularly to http://snoop.minecraft.net.
|
spawn-animals | ブール値 | true | 動物がスポーンできるかどうかを決定する。
ヒント: もし大きなラグが発生しているなら、この設定を false にするとよい。 |
spawn-monsters | ブール値 | true | モンスターがスポーンするかどうかを決定する。
この設定は difficulty が 0(ピースフル)に設定されていた場合には機能しない。また、difficulty が 0 でない場合でも、モンスタースポナーからモンスターはスポーンすることができる。 ヒント: もし大きなラグが発生しているなら、この設定を false にするとよい。 |
spawn-npcs | ブール値 | true | 村人がスポーンするかどうかを決定する。
|
spawn-protection | 整数 | 16 | スポーンプロテクションの半径を(x * 2)+1として決定します。 これを0に設定しても、スポーン保護は無効になりません。 0は、スポーンポイントの単一ブロックを保護します。 1は、スポーンポイントを中心とした3x3の領域を保護します。 2は5x5を保護し、3は7x7を保護します。このオプションは、最初のサーバーの起動時に生成されず、最初のプレーヤーが参加したときに表示されます。 サーバーにopsが設定されていない場合、スポーン保護は自動的に無効になります。 |
use-native-transport | ブール値 | true | Linuxサーバーのパフォーマンスの向上:Linuxでのパケット送受信の最適化
true-有効。 Linuxパケットの送受信の最適化を有効にする false-無効。 Linuxパケットの送受信の最適化を無効にする |
view-distance | 整数(2~32) | 10 | サーバーがクライアントに送信するワールドデータの量を、プレーヤーの各方向のチャンク(直径ではなく半径)で測定して設定します。 サーバー側の表示距離を決定します。 (レンダー距離を参照)10がデフォルト/推奨です。 大きな遅れがある場合は、この値を減らします。 |
white-list | ブール値 | false | サーバーでホワイトリストを有効にします。ホワイトリストを有効にすると、ホワイトリストにないユーザーは接続できなくなります。 たとえば、実際の友人や見知らぬ人のためのアプリケーションサーバーなどで慎重に選択されたプライベートサーバーなどを対象としています。
false-ホワイトリストは使用されません。 true-ホワイトリストの生成にファイルwhitelist.jsonが使用されます。 注意:Opは自動的にホワイトリストに登録されるため、ホワイトリストに追加する必要はありません。 With a whitelist enabled, users not on the whitelist will be unable to connect. Intended for private servers, such as those for real-life friends or strangers carefully selected via an application process, for example.
注意: Ops are automatically white listed, and there is no need to add them to the whitelist. |
enforce-whitelist | ブール値 | false | サーバーにホワイトリストを適用します。このオプションを有効にすると、サーバーがホワイトリストファイルをリロードした後に、ホワイトリストに存在しないユーザー(有効になっている場合)がサーバーから追い出されます。
false-ホワイトリストにない場合、ユーザーはキックされません。 true-ホワイトリストに載っていないオンラインユーザーはキックされます。 |
In versions prior to 1.12, the announce-player-achievements boolean property (default true) was used to toggle whether achievements were broadcasted to all players. This property no longer exists, but if it is set, the announceAdvancements
gamerule will automatically be updated to match and the property will be removed.
Minecraft Classic サーバープロパティ
キー | 種類 | デフォルト値 | 解説 |
---|---|---|---|
verify-names | ブール値 | true | If enabled the server will make sure that the client is logged in with the same IP on Minecraft.net. This has caused problems for people trying to play on the same computer they are hosting the server on as the server will see the local IP (127.0.0.1) while Minecraft.net will see the external IP. It is recommended that this is enabled unless you want to play on your server from the same computer you are hosting it on
|
admin-slot | ブール値 | false | Allow ops to join even if the server is full. |
public | ブール値 | Whether the server should be displayed in the server list, or not.
| |
server-name | 文字列 | The name of the server. This is displayed in the server list and when someone is joining the server
| |
max-players | 整数(0~256) | The max numbers of players that can play on the server at the same time. Note that if more players are on the server it will use more resources. Note also, admin connections are not counted against the max players. | |
max-connections | 整数(1~3) | The max number of connections the server will accept from the same IP.
注意: If you try to set it higher than 3 it will be changed back to 3. | |
motd | 文字列 | MOTD is short for Message of the day, though you do not need to change it every day. The MOTD is displayed when people join the server. | |
grow-trees | ブール値 | Whether or not the server will allow planted saplings to grow into trees.
|