ブロック更新検出器(Block Update Detector、BUD回路とも呼ばれる)は、周囲のブロックの更新を検出する回路である。BUD回路は1つの用途であっても様々なデザインがある。レッドストーン回路はプレイヤーに従うべき状態に置かれるが、ゲームはこのルールに従ってブロックを更新していない。この遅延ブロックは、「センサー」として機能する。隣接するブロックが何らかの形で変わると、それらの空間すべてで更新が起こり、機械が作動する。
検出するもの
BUD回路は以下の変化を検出する。
- ブロックの設置
- ブロックの破壊
- 水や溶岩の高さの変化
- 水が凍る
- 氷が融ける
- 落下しているブロック(砂など)の着地
- ピストンによるブロックの移動とピストン自身の移動
- エンダーマンによるブロックの移動
- 苗木の成長
- キノコの成長
- サボテン、草、スイカ、カボチャ、サトウキビの成長(カカオの実と小麦などの作物、ネザーウォート、ツタは検出しない)
- 葉の生成と枯死
- 草ブロックの拡散と枯死
- 菌糸の拡散
- 土の耕作、耕地の濡れと乾燥(これはレッドストーン比較装置でより簡単に検出できる)
- 炎の着火と消火
- かまどの燃焼とそれの終了
- レッドストーン鉱石の発光(上に立つと光る)
- レッドストーンの状態や動力
- 機械の作動
- レッドストーン反復装置の遅延レベルとオンオフの変更
- レッドストーン比較装置のオンオフの変更
- レールの形状の変化
- TNT火薬の着火
- シルバーフィッシュがブロックに潜る
- ケーキを食べる
- チェストやトラップチェストの開閉
- トリップワイヤーの作動(トリップワイヤーフックと接続されていなくてもよい)
- オフ状態のレッドストーン比較装置を減算モードから比較モードに切り替える(オン状態や比較モードから減算モードは検出しない)
- 2ブロックの高さの草花が破壊される(破壊以外は検出しない)
以下を含むブロックやブロックの状態の変更は検出されない。しかし、幾らかはコンパレーターやオブザーバーで検出されることがある。
- ツタや小麦などの作物、ネザーウォート、カカオの実の成長
- ドラゴンの卵のテレポート
- 草ブロックが羊に食べられ、土に戻る
- コーラスフラワーの成長
- スポンジの吸水
- 金床がダメージを受ける
- ドアやトラップドア、フェンスゲートの開閉
- シュルカーボックスとエンダーチェストの開閉
- ジュークボックスへのレコードの出し入れ
- レッドストーン比較装置のモード変更
- 音ブロックの再生
- ベッドの使用
- エンドポータル(ブロック)へエンダーアイをはめる
- 雪 (層状)の高さが変わる
- 水入り瓶や水入りバケツによる大釜の水位変更
- 醸造台への水入り瓶やポーションの出し入れ
- チェストやトラップチェスト、シュルカーボックス、エンダーチェスト、分配装置、ドロッパー、醸造台、かまどのインベントリ変更
- レッドストーンランプの点灯と消灯
- 日照センサーの反転
- 薄氷にひびが入る
BUD回路の種類
以下はSethBling氏による包括的な動画であり、コンパクトなBUDを紹介している。ここでは主にレッドストーンブロックが使われている。
ゲーム内では
BUD回路は1.11のスナップショットで追加されたオブザーバーによってコンパクトになった。
ピストンを利用したもの
多くのBUD回路は準接続と呼ばれるピストンの特性を利用している。ピストンはまるで2ブロック上のブロックから動力を受けるように、真上の空間を介して動力を受けることができる。この場合、動力源はピストンの真上、もしくは側方、そして2ブロック上のブロックになる。ただし、すぐにピストンが動作するわけではなく、ピストンの周辺のブロックが更新されることでそれに反応し、ピストンが動く。ピストンの状態がその電源の状態を制御するフィードバックループを形成することによって、それは単純なBUDスイッチのセンサになる。
この設計では、ピストンは隣接するブロックの更新のみを検出するが、伸張した後、反復装置を検出し、OFFになる。これはピストンのアームに隣の動力を遅延させることによってリセットできる。
注意:粘着ピストンの斜め上のブロックでは、代わりに常にパルス信号になる。 この設計は複数のブロックで拡張ができる。すべてのピストンがセンサーになる。
A 1-wide tileable design using redstone blocks:
別の方法として、上図のように、粘着ピストンを地面と平行に置き、ピストンヘッドに面するようにレッドストーンブロックを縦に2つ置く。更に、1ブロック空けてレッドストーン反復装置をピストンと同じ向きに設置する。リピーターの先には不透過ブロックを置き、真上に粘着ピストンをレッドストーンブロックに向かうように設置する。このようにすれば1.5で完全に作動する。レッドストーン反復装置の遅延量を変更すればT-BUDになり、遅延を1に戻せば元に戻せる。
1回限りだが、非常にコンパクトであり、簡単に隠れるため、トラップに最適な設計として次のようなものがある。 まず、ピストン(特に粘着ピストンが便利である)を地面に平行に置き、その任意の面にピストン以外のブロックを1つ置く。そしてピストンに面したブロックにレッドストーントーチと、それとは別の面にレバーを置き、オンにするのだ。
The design looks something like this:
もしくは、もっと小さい2x1 (延長した場合は3x1)のBUD回路を作ることもできる:上下以外の方向を向いた粘着ピストンを二つ縦に積み上げ、両方の粘着面にレッドストーンブロックを設置する(訳注:下側のピストンからレッドストーンブロックを配置しないと、設置時にBUDが起動してしまう)。下側ピストン周囲のブロックが更新されると(破壊、設置、etc)、下側のピストンが伸びる。 コンパクトなBUD回路が求められがちなトラップ向きのBUD回路である。唯一の欠点は、リセットが必要なことである。
Another extremely compact design involves using 1 sticky piston facing up with a slime block and redstone block stacked on top of it. This design is 1x3 (1x4 when extended) and allows the piston to be updated from 5 of its sides. It does not need to be reset after triggering, but you do need to make sure that the slime block isn't grabbing a wall in order to activate in the first place.
Stuck-Piston Based
The following designs works because pistons can't be pushed by other pistons while extended. And when a piston retracts, it doesn't notify any other pistons that were trying to push it. The piston with the block attached to it is sticky and acts as the sensor. This design has the advantage of a low profile, and also that the quirk it exploits is less "buggy" and less likely to be fixed in the future.
The latter design above can also be extended to an array in a variety of ways, including a one-wide design.
The more compact versions were first discovered in the video below.
The stuck-piston principle can also be used to hide a BUD completely underground, as shown by this video:
ドロッパーを利用したもの
これについての動画を以下にあげる。これがドロッパーを利用したもののすべてである。この動画では準接続(BUD化)とドロッパーのアイテム輸送機能を利用している。
バリエーション
Other devices can be built using the same underlying principle as the BUD switch.
T-BUD
BUDスイッチからリセット機構を除くことによってToggle-BUD(T-BUD)ができる。この仕掛けは2つの安定した状態を持ち、ピストンの隣の更新を検知したときに切り替わる。T-BUDはBUDスイッチをT-フリップフロップ回路に接続したものに等しいが、構築ははるかに簡単である。これはかまどや草ブロック、土、ベッドのようなブロックの状態を追跡するのに役立つ。しかし、2ブロック離れた場所にいくつかのブロックを設置するのに便利な機能がある。2ブロック離れた場所にレッドストーンを置くと、それが破壊されたときのみ作動するスイッチができ、レッドストーンリピーターを置いた場合、設置でのみ作動するスイッチができる。
注意:Minecraft 1.7.4以降は画像内のリピーターは遅延レベルを2にする必要がある。1ティックのままだとBUDになる。[要検証]
CUD
コンパレータ更新検出器(Comparator Update Detector;CUD)は、コンパレーターを利用した回路で、チェストのインベントリの変化や開閉、看板の設置やコマンドブロックの変化などを検出する。また、通常のブロックの変化も検出し、いくつかのデータが変化する。
コンパレーターは通常、チェストなどのインベントリのあるブロックが後ろにあり、それにアイテムがある場合に信号を出力する。コンパレーターが変更を検出すると、ブロック自体が更新され、チェストがブロックにブロックされているため、コンパレーターが現在のものを出力しないように「通知」する。ピストンはCUDのリセットにのみ必要とされる。
歴史
The earliest known BUD switch is on the Minecraft Forums. [1]
The term "BUD switch" was later coined by YouTuber EthosLab. [2]
Java Edition Alpha | |||||
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1.0.1 | Water based (non-renewable) and redstone dust based BUDs are now possible to make. | ||||
Java Edition Beta | |||||
1.3 | With the addition of repeaters, renewable water based and powered rail based BUDs are now possible to make.(Redstone dust is non-renewable.) | ||||
1.7 | With the addition of pistons, piston-based and stuck-piston-based BUDs are now possible to make. | ||||
Java Edition | |||||
1.2.1 | 12w07a | レッドストーンランプが追加され、レッドストーンもBUDに使えるようになった。 | |||
1.5 | 13w01a | レッドストーンのコードの変更によりデータの変更を更新するタイプのBUDの多くが使えなくなった。 | |||
With the addition of redstone blocks, a simpler piston based BUD is now possible to make. | |||||
レッドストーンランプがBUD回路に使えなくなった。 | |||||
1.8 | 14w25a | With the fix of MC-56541, redstone torch based BUDs are now possible to make. | |||
1.11 | 16w39a | オブザーバーが追加された。 |
新人向け |
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全般 | |||||||||||||
チャレンジ |
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建築 | |||||||||||||
生産 |
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エンチャントと製錬 | |||||||||||||
ブロック破壊 |
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メカニズム |
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サーバー |
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技術的なチュートリアル |
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古いチュートリアル |
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