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この記事では、トラップの設計方法について説明しています。様々な設計の一覧については「チュートリアル/トラップ」をご覧ください。

トラップはプレイヤーの助けを借りずに対象者にダメージを与えます。全てのトラップが隠されているわけではないですが、目に見えるトラップの場合でも主要トラップの発動の前に対象者に安心感を誘発させられます。以下では、対象者はプレイヤーかMobのどちらかであり、全てのトラップがMobに対して同じように効果を発揮するわけではありません。

動画[]

トラップの部品[]

ほとんどのトラップでは、3つか4つ部品が見られます。

  • 入力。入力とは、トラップを開始するものです。対象者が入力になる傾向があります。
  • 追加部品。これによりトラップは効率的になりますが、厳密には必要ではありません。
  • 処理法。処理法とは、対象者の処理方法です。処理法とは、ダメージを与える方法です。
  • 餌。普通はこれによってプレイヤーをおびき寄せます。これは、例えば貴重なものであったり、砂漠での黒い羊毛のように視認性の高いものであったりします。これは、トラップに追加したり、トラップが仕掛けられている建物にちょっとした改造として組み込むこともできます。

入力[]

入力とは、トラップを作動させるものです。入力はレッドストーンを使用する傾向がありますが、原始的な入力も可能です(水で松明が壊れるなど)。入力は目立たないところに隠しておくと効果的です。ドアの横のボタンや、ドアの下の感圧板も予想以上に入力となります。

  • 感圧板はプレイヤーやMobが踏むと入力を送り、プレイヤーが動くと信号がオフになります。感圧板はRS NORラッチに取り付けて信号を安定させることができます。感圧板を隠すには、その場所の光の明るさを低くして、その場所を通るプレイヤーの道に感圧板を置けばよいです。
  • ボタンは短い信号を生成し、RS NORラッチやTフリップフロップに接続して信号を安定化できます。ボタンを入力として使用する場合、ボタンが別の動作(ドアを開けたり、切り替え照明を点灯させたり)を実行するものだと対象者が信じるようだます必要があります。
  • レッドストーントーチが付いたブロックを採掘すると(トーチは隠しておく)、破壊されたトーチを入力として使用できます。コツとしては、ダイヤモンドや金などの貴重なブロックや希少なブロックを使って、対象者の自由意思でブロックを採掘させることです。
  • 流は隣接するブロックの更新により更新されます。これはレッドストーンが水の方向を変える時に見られますが、手動ドアかまどでも機能します。水流が更新されると、レッドストーントーチが壊され信号が生成されます。
  • BUDスイッチを使うと、ドアやチェストが開かれた場合にトラップを作動させることができます。また、他のブロック状態の変化を検出することもできます。
  • 角越しにアイテムを拾える能力を体験したことがあるプレイヤーもいます。アイテムを木の感圧板の上に置けば、それが解除されると信号が発生します。5分後にアイテムが消えてしまうため、入力前に追加部品がないと不安定なトラップとなりますが、これは再発射で回避できます。この入力は、対象者がアイテムを使用し、インベントリに余裕があることも前提としています。多くのプレイヤーが矢を持っているため、一つくらい増えても気づかない可能性が高いため、矢が使用される傾向があります。この種の入力を説明するチュートリアル動画:

追加部品[]

追加部品とは、トラップの入力と採用されている処理法との間にある、あらゆる部品のことを指します。以下のもの以外にも多くの追加部品が存在します。追加部品はトラップに遅延を加える傾向があるため、通常は望ましくありません。

  • 周期的な短信号の発生には、レッドストーンクロックを使用します。これは、矢入りディスペンサーや、ピストン粉砕機のような周期的に入力が発生するトラップで使用されることがほとんどです。
  • RS NORラッチ/Tフリップフロップ。これらの回路は短い信号を受けて安定化させるものです。RS NORラッチは2つの入力を使用しており、1つは信号を設定するため、もう一つはリセットするためのものです。リセットスイッチは対象者から離れた位置に付けます。Tフリップフロップは、信号を切り替える入力を1つだけ使用します。これは、対象者が殺される前にトラップがリセットされる可能性があるため、RS NORラッチよりもトラップでは一般的ではありません。
  • 偽壁(ピストン/重力)。偽の壁は重要な部分を隠すものです。ダメージを与えるのではなく、処理法を隠すため、対象者に偽の安心感を与えるという意味で追加部品です。ピストンは簡単に偽の壁を設置して交換できますが、レッドストーンの配線は開けた場所では隠すのが難しい場合があります。砂や砂利を吹き抜けとして使用し、水を使って支える松明を倒すことで重要な部分を見せる事もできますが、これはトラップが発動するたびに手動で直す必要があります。
  • 穴は、致命的なダメージを与えるのではなく、対象者を狭い空間に強制的に移動させるため、追加部品と考えることができます。このチュートリアルでは、穴は致命的ではない落下であり、落とし穴は致命的な落下です。落とし穴のように、対象者はその中に押し込まれることが多いです。
  • 水はMobなどで対象者が反応しない場合に効果を発揮し、限られてはいますが押す力を持っています。Mobトラップでは運河として非常によく使われていますが、プレイヤーの移動に使う場合はほとんど効果がありません。

処理法[]

処理法は対象者にダメージを与える信頼性の高い方法です。処理法は通常、対象者が差し迫った危険を疑わないように隠されています。ダメージ計算の詳細については、体力とダメージを参照してください。

  • 落下では落とし穴を使用します。対象者が3ブロック以上落ちると、衝撃でダメージを受けます。距離が長いほどダメージが大きくなります。一般的には、ピストンかディスペンサーを使って対象者を落とし穴に押し込むことで落下を行います。これらのトラップは作りやすく、Mobをおびき寄せて落とせるが、大きいためドロップを落とすのが難しいです。ニワトリは落下ダメージを受けません。プレイヤーが対象者の場合は、一般的に偽の床が必要です。
  • 溶岩は使用には危険な液体です。溶岩に溜まったMobは定期的に火炎ダメージを受けるだけでなく、定期的にダメージを受けます。溶岩はゆっくりと流れるため、溶岩の発生源は対象者の近くに置くことで、逃げようとする時間を減らせます。溶岩は中に落ちてきたアイテムを破壊します。天井の水門で発動することで、密閉された空間で効果的に使用できます。あるいは、対象者を溶岩で満たした穴に押し込む場合は、溶岩の広がる時間は必要ありません。また、そのような穴には被害者が逃げるためのブロックを置けないよう、かまどなどのブロックを並べておくとよいでしょう。
  • 水源ブロックが広がり過ぎると空間ができる可能性があるため水は使いにくいです。全てのプレイヤー・Mobでは、ダメージを受けさせるためにはその前に酸素ゲージを使い切らさせなければならないため、プレイヤーが掘って空間を作り無傷で脱出できる時間がある可能性があります。溺死はプレイヤー用のトラップでは珍しいですが、Mobトラップではよくみられます。
  • ダメージ。上半身が固体ブロックの中にいるプレイヤーやMobはダメージを受けます。これは対象者に砂や砂利を落とすことで行えます。しかし、窒息ダメージを避けるため、プレイヤーは可能であれば開いている場所に押し込まれます。ダメージの原因となっているブロックを素早く掘って除去できれば、そのプレイヤーはダメージから逃れ、脱出できるかもしれません。プレイヤーがいる場所を正確に把握している場合には、ピストンを使ってブロックをプレイヤーに押し込むのも有効な方法です。
  • はTNTで加速したり、トラップドアから落とされたり、最も一般的にはディスペンサーから発射されたりしてプレイヤーにダメージを与えられます。TNTからの矢は確実に当てる事は出来ません。トラップドアから落とした矢では、対象者に与えるダメージはわずかになります。トンネルのような閉鎖された空間では理想的ですが、ディスペンサーは非常に速く遠くまで発射できます。ディスペンサーは時々補充する必要があります。
  • 対象者がプレイヤーであることを前提としている場合は、敵対Mobを使って対象者にダメージを与えられます。トラップ作成者はMobトラップでMobを集めるか、手動でMobを穴に誘い込みます。対象者がMobと一緒に穴に落とされるか、対象者と同じ部屋にMobが放たれます。Mobの鳴き声で対象者が警戒することがあります。
  • TNTは対象者を処理する一般的な方法です。対象者に大きなダメージを与え、導火時間がかなり短いため、対象者が反応するまでの時間が短いです。対象者が落としたアイテムは破壊されませんが、TNTは液体(水や溶岩)の中で爆発しない限りは、周囲のブロックを破壊します。多くのプレイヤーはこの特性を使い、再利用可能なトラップを作ります。また、TNTを連結して巨大な領域をわざと破壊するトラップを作るプレイヤーもいます。点火されたTNTは、他のブロックを支えないことを意味するエンティティとなります。これは、TNTが爆発するまでその領域にいるプレイヤーを罠にかける吹き抜けの誘因として使用できます。
  • サボテンは対象者が接触するたびにダメージを与えます。溶岩のように、サボテンは接触したアイテムを破壊します。正しく配置するには、サボテンの周囲のブロックは4つ全て空白でなければなりません。サボテンを置かれることのできない場所に成長させることでサボテンの栽培を行え、サボテン農場を通らせてMobを送ることで、効果的な殺伐となるかもしれません。
  • 全てのトラップに処理法があるわけではありません。トラップはプレイヤーやMobを生きたまま捕らえるために使用されます。プレイヤーはブロックを採掘・配置できるため、生きたまま捕らえるのははるかに困難です。

用語の使用[]

先ほど説明した部品を説明するための簡単なトラップを作ってみましょう:

例1

採掘者が2×1のトンネルを掘っています。金鉱石を見つけますが、一度採掘すると容赦なく矢が撃たれてきます。

鉱石の裏側には、壊れると信号を送る誘因として機能するレッドストーントーチがあります。この信号によって、急速な短信号(追加部品)が繰り返しディスペンサーや処理法に電力を送れるようになります。

例2

探検家が洞窟に出くわします。暗いのが明るくなっていることに気付くと、数ブロック下に降ります。溶岩流が以前いた位置を飲み込む直前に、探検家は次の岩棚に跳びます。

トラップ作成者が疑われないように安定してトラップを維持できないため、ディスペンサーにレッドストーンクロックを追加した事とします。4分藩ごとに新しいアイテムが発射され、トラップが維持されます。クロックは一般的には追加部品ですが、誘因を安定させるために使われているため、誘因の一部と呼ぶ事にします。このトラップは自然な場所に隠されており、目に見えない誘因(壁を貫通するアイテム)を使用します。入口で溶岩の洪水門(処理法)を開き、それが広がって洞窟内の探検家をトラップにかけます。

例3:

地下の大邸宅の所有者が他のプレイヤーに追われています。所有者は感圧板で制御された鉄のドアから脱出します。反対側でボタンを押します。追手は感圧板でドアを開けるのを見て追いかけますが、ドアは開きません。その代わり、一連のピストンが穴をあけ、加害者をそこへ押し込みます。ピストンが開口部からの光を消すと、真っ暗になります。

ドアの奥にあるボタンは、Tフリップフロップについている安全装置です。これがさっきまで面白みのなかった誘因(感圧板)を制御します。ピストン(穴をあけたものと加害者を押したもの)の両方の組が追加部品です。黒曜石の牢獄は生き捕え処理法です。

例4

黒曜石で強化された大きな倉庫に忍び込んだ強盗が、赤い羊毛の床のある部屋に入ってきました。カチッという音が聞こえ、反対側の壁が引き離され、毒と鈍化のスプラッシュポーションで強盗を叩き始めるディスペンサーが明らかになります。逃げられる時が来る前に9ブロックの充填済みTNTが放出されますが、部屋が強化されているため、全体として施設は無傷で済みます。

ドアの感圧板が誘因になっています。ピストンが取り外された偽壁は追加部品です。ディスペンサーは処理法です。ただし、第二の処理法(爆発)に6秒のリピーター遅延(追加部品)が接続されています。

例5

派閥サーバーのプレイヤーが、襲撃する基地を探して彷徨っています。平原バイオームを歩いていると、安山岩で作られた家が見えました(平原バイオームは視界が良いので、餌トラップを設置するのに最適です)。プレイヤーはドアを開けっ放しにしています(通常派閥サーバーのプレイヤーは採掘しません)。プレイヤーは慎重に中に入り、中程度の戦利品を見つけました。初心者のプレイヤーの家だと思い(トラップの餌をサーバーに頼むようにしてください。誰もバックアップを取らずに巨大な黒曜石の一枚岩の中に入っていきません)、地下室に入ります。しかし、地下室に入ろうとシラカバのドア(不透明)を開けると、扉の前後のブロックが開き、プレイヤーはすぐに干草を基礎としたクリーパー防止の捕獲トラップにふるい落とされ、瞬間移動できなくなります。プレイヤー作成者が土地を主張して身代金を要求するまでは、プレイヤーのフレンドたちに救出されることはできません。

明らかにこのトラップはレベルの高いプレイヤーが多い派閥で最も効果的です。

安全性[]

レッドストーンを使用するトラップには、レバーを付けて安全装置を作った方が良いです。この装置を作動させることで、トラップ作成者が整備を行ったり、安全に通過したりできます。最も簡単な方法は、レバーを電源の一つとして、ANDゲートを作ることです。起動するとANDゲートは二重のNOTゲートとして機能します。

一般的にANDゲートは誘因と残りの配線の間に設置されますが、これはすべてのトラップにあてはまるわけではありません。

トラップの解除[]

トラップは発見されてすぐに効果を失うように設計されているわけではありません。そのため、トラップの解除にはトラップの理解が必要であり、解除しても生き残れる保証はありません。トラップを解除すればするほど使いこなせるようになりますが、何か分からない不審なものに出くわした場合はここでコツをいくつか紹介します:

  • 回路全体が見えないのであれば、レッドストーン(起動中でも非起動中でも)を改造してはいけません。起動していないレッドストーンでも、とても長いクロックの一部となっていることがあり得ます。
  • 処理法を見つけたら、それを無効化しましょう(ディスペンサーから矢を取り出す、TNTを取る、サボテンを倒す、溶岩を取る・埋める)。2段階処理の罠かもしれないので、まだ安全とは限りません。
  • 他が全て失敗した場合は、安全にトラップを起動してみて下さい。誘因を踏んで逃げるか、レッドストーンを使って離れた場所から誘因を起動します。トラップの大きさを過小評価してしまう可能性があるので、トラップの性質をよく理解してから起動してください。
  • トラップを解除するもう一つの方法は、TNTで爆発することです。これは岩盤や黒曜石では使えません。

不正解除対策済みの追加部品は稀です。そのため、プレイヤーがトラップに組み込む場合は、多くの場合プレイヤー自身の設計によるものです。最も一般的なものはおそらく同期クロックであり、非同期化された場合に防御装置を起動します。

Mob粉砕機[]

Mob粉砕機はMobトラップには欠かせないものです。Mobトラップは一つの自給自足のトラップと考えて下さい。Mobの出現が誘因で、運河が追加部品で、粉砕機がその処理法です。ここではMob粉砕機にのみ着目しているため、MobトラップについてはMobトラップを参照してください。

水流で対象者を粉砕機に押し込みます。ブロックを置くことで水流と対抗したり流れを乱せるため、粉砕機はプレイヤーとの相性が良くありません。

  • ピストン粉砕トラップはピストンを使って定期的にMobを窒息させるトラップです。Mobを粉砕機の中に落とすことでMobをまとめられます。右側の設計は大量のMobを一度に処理できないため、Mob同士が押し合って装置を詰まらせてしまいます。右側の粉砕機は最終的にはMobの蓄積によって動作します。また、この設計はクモには効きません。
  • 溶岩粉砕機はMobを懸濁した溶岩流の中に押し込みます。ほとんどのアイテムは保存され、追加の水流を使って収集できます。溶岩粉砕機は光源の為、Mobの出現を邪魔しないように湧き層から離れた場所に置く必要があります。
  • 溺死粉砕機は水を使ってMobにダメージを与えます。Mobは固体の水源ブロックの中にいると浮き、空間を見つけないと溺れてしまいます。
  • 日光放射はゾンビやスケルトンにダメージを与えます。特長はクリーパー、クモ、エンダーマンを選別できることです。これの明らかな欠点は、半日しか機能しないことです。
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