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PS3 Cross
この記事では、公式に提供が終了したゲームのエディションについて記載しています。 
このバージョンのMinecraftは更新されていません。
Pi Edition
製作
プラットフォーム

Linux (ARM のみ)- Raspberry Pi

開発言語

C++[1]

最新バージョン

0.1.1

リリース日

2013年2月11日[2]

レーティング

?

サイズ

~4 MB

ライセンス

プロプライエタリ

ソースコードの入手

一部のみ可能

リンク

Minecraft: Pi Edition は、Raspberry Pi 向けに開発された Minecraft である。Alpha 0.6.1 時点の Pocket Edition をベースにして少しの機能縮小、いくつかの改良と複数のプログラム言語に対応している。Pi Edition は初級プログラマーの教材用を意図して開発されている。ダウンロードは無料で公式ダウンロードページから可能で、備わっている API を用いてのゲームコードを開き変更することが奨励されている[3]

開発は Pocket Edition の開発者である Aron NieminenDaniel Frisk により行われている。

開発[]

リリース[]

Minecraft: Pi Edition は、2012年11月24日に Mojang のウェブサイト上でアナウンスされた[4]

コンパイル済みの、0.1 というバージョン番号が与えられたビルドが Mojang のリポジトリに存在したが、現在は暗号化され誰もアクセスすることは出来ない。当初アップロードされたときは、短い期間であるが保護されておらずダウンロードできてしまっていた。2012年12月20日に、Mojang の公式サイトに Pi Edition リリースの告知が投稿されたが、すぐに削除され実際にリリースはされなかった。

Minecraft: Pi Edition が一般向けにリリースされたのは2013年2月11日のことであり、以前のリリース告知文が再び公開された[2]。しかし、Pi Edition のウェブサイトでは公開日が2012年12月20日のままとなっている。

Raspbian への追加[]

2014年9月15日にラズベリーパイ財団は、Minecraft: Pi Edition が Raspbian のオペレーティングシステムにデフォルトでインストールされることが発表された[5]

その後、Minecraft: Pi Edition を 'minecraft-pi' としてダウンロード、インストールができるようになった。ターミナルで sudo apt-get install minecraft-pi を実行することで、インストールすることができる。

開発中止[]

Pi Edition はその後アップデートが一度も行われず、開発者からそのことに関する言及も無かった。その後 2016年1月25日に Tommaso Checchi が Reddit に以下のような投稿をした。

今の開発陣はサポートを続けていないし、MCPE 0.9 での技術的な開発に着手しているよ。これは Raspberry Pi での実行が難しくなることを意味していて、実際に 2015年には Pi Edition に関するコードの削除が行われたんだ。
いつの日か、開発を再開をするかもしれないよ。でもその一方で、Raspberry Pi で Windows 10 が動作するから、 Win10 Edition を実行することができるんだ!僕はそれが「何か」だと思ってるよ。

Tommaso ChecciによるPi Edition の開発中止に関して[6]

ゲームプレイ[]

Pi Edition は多くの点で Pocket Edition に非常に似ている。Pocket Edition の Old ワールドのように見えない壁があり、プレイヤーのスキンはデフォルトスキンのまま(char.png のファイルを差し替えることでスキンを変更することができる)である。さらに、タイトルとワールド選択の画面は、Pocket Edition が 0.7.0 にアップデートされるまでは一緒であった。

しかし、プレイヤーはスニークすることができるにもかかわらず、ダッシュすることはできない。現在、鉄の剣を持ってゲームが開始するようになっているが、Mob がスポーンしないため意味を成さない。弓も使えるが、使うと、別のアイテムを選択するかログオフするまで、プレイヤーは永遠に弓を引き続けてしまう。

Pi Edition には、Pocket Edition Alpha 0.6.1 時点で存在しているブロックを全て含まれている。ゲームモードはクリエイティブのみとなっており、クラフトと製錬はできない。

バイオーム

ブロック
道具
植物
内部ブロック

データ値[]

データ値 ブロック
0 空気
1
2
3
4 丸石
5 木材
6 苗木
7 岩盤
8
9 静止した水
10 溶岩
11 静止した溶岩
12
13 砂利
14 金鉱石
15 鉄鉱石
16 石炭鉱石
17 原木
18
20 ガラス
21 ラピスラズリ鉱石
22 ラピスラズリブロック
24 砂岩
26 ベッド
30 クモの巣
31
35 羊毛
37 黄色の花
38 バラ
39 キノコ(茶)
40 キノコ(赤)
41 金ブロック
42 鉄ブロック
43 重ねたストーンスラブ
44 ストーンスラブ
45 レンガブロック
46 TNT
47 本棚
48 苔石
49 黒曜石
50 松明
51
53 樫の木の階段
54 チェスト
56 ダイヤモンド鉱石
57 ダイヤモンドブロック
58 作業台
60 耕地
61 かまど
62 燃えているかまど
64 木のドア
65 梯子
67 丸石の階段
71 鉄のドア
73 レッドストーン鉱石
78
79
80 雪のブロック
81 サボテン
82 粘土ブロック
83 サトウキビ
85 フェンス
89 グローストーンブロック
95 鍵のかかったチェスト
98 石レンガ
102 板ガラス
103 メロン
107 フェンスゲート
246 輝く黒曜石
247 ネザーリアクターコア

トリビア[]

  • Pocket Edition では Alpha 0.12.1 でスニークが追加されたにも関わらず、それよりも2年以上も古いこの Pi Edition では既に追加されていた。
  • プレイヤー名は常に「StevePi」になる。
  • サバイバルモードで遊べるようになるパッチがある。
  • ストーンカッターネザーリアクターコアがある。
  • 通常サバイバルモードが無いため死ねないが、奈落に落ちて死ぬことができる。
  • 通常Mobはスポーンしないが、Pocket Edition v0.6.1 alpha のMobはゲームコードに残っているため、マップにロードしてスポーンさせられる。
  • Modをダウンロードすることで、無効になっているサバイバルモードなどを使用できる。
  • data/images/mob/char.png を編集することで、スキンを変更できる。
  • data/images/terrain.png data/images/gui/items.png の画像を変更することで、テクスチャを変更できる。
  • ワールドまたは、サーバーのデータがサバイバルモードに設定されていても、クリエイティブモードになるようにコーディングされている。
  • Pocket Edition v0.6.1 alpha に存在するMob、ブロックなどは無効化されていても、全て存在する。

Pocket Edition v0.6.1 alpha からの変更点[]

  • サバイバルモードが強制的に無効になる。
    • 既存のサバイバルモードの世界を開くと、一部がクリエイティブモードのように、一部がサバイバルモードのように動作する異常な状態でロードされる。
    • サバイバルモードサーバーへの参加を拒否する。
  • Xperia Play UI は、通常のUIの代わりに使用される。
  • 看板は設置時にUIが開かず、外部プログラムかModを使用しない限り、常に空白の状態になる。
  • [Create new world] ボタンは、名前やシード値を設定する画面を出さず、world という名前のワールドを即座に作成する。
  • メニューにLANワールドを表示するかしないかの設定はなく、常にLANワールドが表示される。
  • カスタムカーソルは、システムのマウスカーソルの後ろにレンダリングされる。
  • 言語ファイルは、Pocket Edition v0.6.1 alpha の言語ファイルとは異なる。
  • メニューにミュートボタンがあるのにも関わらず、音は聞こえない。

ギャラリー[]

Mcpi/data/image

脚注[]

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