Minecraft Wiki
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Minecraft
Mclogo
製作

Mojang AB:
Markus "Notch" Persson (creator)
Jens "Jeb" Bergensten
Mojang Credits

プラットフォーム

Windows macOS Linux クロスプラットフォーム(ウェブベース)Android(PE)
Xbox 360(XE) iOS(PE)(1)

開発言語

Java (PC/Android)
C (iOS/Xbox 360)

最新バージョン

Computer:
Beta
Pocket Edition:
Alpha 0.1.1

リリース日

Computer:
Classic (2009年5月17日)
Beta (2010年12月20日)
Pocket Edition:
Android (2011年8月16日)

レーティング

?

サイズ

≈40 MB(2)

ライセンス

Terms of Use

ソースコードの入手

No(3)

リンク

この記事では、the gameについて説明しています。The game data folder called "minecraft" in OS Xについては「.minecraft」をご覧ください。

Minecraft とは Infiniminerにインスパイアされ Markus "Notch" PerssonJens "Jeb" BergenstenMojang ABによって 作られたサンドボックス型 インディーズビデオゲーム である。 音楽はC418絵画Kristoffer Zetterstrandが手掛けている。

Minecraft は 1m³単位のブロックで構成された動的に生成されるマップ内で、 プレイヤーによる探検、操作、変更が出来ることに焦点を当てている。 ブロックに加え、植物Mobアイテムなどの要素も環境に彩りを与えている。 ゲーム内での活動は 鉱石を求めての採掘、敵対Mobとの闘い、ゲーム内で集めた色々な資源による新しいブロックや道具作成 などが含まれる。 制限のない自由なゲームモデルは、プレイヤーに建物の建設、創造、色々なマルチプレイサーバやシングルプレイマップでのアートワーク作成を可能にした。 他の要素としてレッドストーン回路による論理演算や遠隔アクション、トロッコ鉄道路線、ミステリアスな"ネザー"と呼ばれる地下世界などがある。

このゲームはまだ開発中である: 現在のクライアントバージョンは Betaサバイバル サーバーバージョンは Beta 。 完全版のリリースは 2011年11月18日、MineCon開催中に予定されている。

購入と利用可能なバージョン

MainMenu

Minecraftのメインメニューとランダム表示のスプラッシュ文字列

Minecraftの最新 Beta 版は €14.95 (≈ $21) で販売されており、完全版は €20 (≈ $28) になる予定である。 一度購入すれば、プレイヤーは Web版 か ダウンロード版クライアント (Minecraft ランチャー) で遊べるようになる。また、他のプレイヤーのために Minecraft ギフトコード を同額で購入することもできる。 Minecraft Classic 版はMinecraft.net で無料で遊べるが、Beta 版と異なりブラウザ上でしか遊べない。[1]

Beta より過去のバージョン (IndevInfdevAlpha) は現在の Beta 版のように購入者向けにサイトで公開されていた。サバイバルテスト中は Classic 版は全て無料で公開されていた。これらの古いバージョンは現在は公開されていない。

Minecraftの公式リリース予定日は、最初は 2011年11月11日 に予定されていた。[2] この日付は以下のような理由で選ばれたようだ。


リリース予定日が予約で一杯になったことが明らかになった後、Notch はリリース日が一週間程遅れて18日になるだろうとアナウンスした。[3] リリース日付決定理由が実に適当だったため、公式リリース日は Beta がいつ終わるかを示すだけという事実がことがこの決定を後押ししたと思われる。 また、Notch はリリース日以降もゲームの機能追加をしたいと発表している。 現在、Minecraftは Nov 18, 2011 日後にリリースとなっている。

ゲームプレイ

詳細は「Gameplay/jp」および「ゲームプレイ」を参照
Mob1

プレイヤー

ファイル:NewGame.jpg

Minecraft 開始後の画面

プレイヤー

詳細は「The Player/jp」および「プレイヤー」を参照

ゲーム内世界でユーザの操作対象となるのがプレイヤーである。 ユーザがゲームを開始すると、プレイヤーはインベントリが空っぽの状態でランダムまたはシード値により生成された世界に放り込まれる。 プレイヤーはハート10個分の体力バーを持ち、落下、窒息、溺れる、溶岩サボテン奈落への落下、敵対Mobからの攻撃などによりダメージを受ける。 体力へのダメージは防具により軽減したり、食べ物を食べることにより回復、または難易度をピースフルに変更して徐々に回復させたりすることが可能である。ピースフルモード以外では空腹度も導入される。これは時間経過で減少し、走ることによりより速く減少していく。 食べ物は体力を回復させるが、腐肉生の鶏肉は毒を受ける可能性がある。難易度によっては空腹度が下がると体力も減るようになる。

プレイヤーのスキン は Minecraft.net のプロフィールページで変更出来る。

ブロック

詳細は「Blocks/jp」および「ブロック」を参照

ブロックはゲーム内のマップを構成するオブジェクトで、Minecraftの元ネタである Infiniminer から借りてきた要素である。 ゲーム世界でランダムに生成される、色々な鉱石などの自然ブロック、クラフティングテーブルなどのプレイヤーにより作成されるブロックなど色々な種類のブロックが存在する。ブロックからは素手または道具を使うことで資源として取り出すことが出来る。取り出した資源は単純に設置可能ブロックとしてインベントリに入ったり、他のブロックや道具を作る材料になったりする。何の役にも立たない資源も存在する。岩盤は唯一の破壊不能なブロックである。

採掘

詳細は「Mining/jp」および「採掘」を参照
ファイル:2011-08-25 16.31.07.png

採掘可能な各種鉱石

採掘とは、マップ地下より鉱石等の資源を取得するために行われる、 Minecraft オリジナル行動の一つである。 鉱石には石炭レッドストーンダイヤモンドラピスラズリなどが含まれる。いくつかの便利な道具を作る上でこれらの鉱石が重要となってくる。採掘することによって、地表に穴を掘ったり、洞窟を掘り進んだりすることが出来る。Beta 1.8 では廃坑が追加され、資源を探すための領域が拡大された。

作成 & 精錬

Main articles: 作成, 精錬
Crafting Table

クラフティングテーブル

作成により、プレイヤーはインベントリ内のアイテムを使って新しい道具ブロックを作り出すことが出来る。作成は Indev で初めて実装され、Notch により 新しいバージョン毎にブロック/アイテムの制作レシピが拡張されていった。プレイヤーは インベントリ内の2 x 2 グリッドか クラフティングテーブル上の 3 x 3 グリッドを使うことで作成が行える。精錬は燃料を入れたが必要で、鉄鉱石のようなブロックをより便利なアイテム(鉄インゴットなど)に加工することが出来る。

Mob

詳細は「Mobs/jp」および「Mob」を参照
MinecraftCreeper

昼間のクリーパー

Mob (Mobilesの略)は動物やマップに生息するその他生命体のことである。プレイヤーも技術的にはMobであるが、普通Mobといった場合は、夜間やマップの暗いところをうろつく敵対Mobのこと指す。敵対Mobには近接攻撃してくるゾンビを持ちを射ってくるスケルトン、高く飛び跳ね壁を登ってくるクモ、マップの深いところで出没するスライムなどがいる。ネザーでは空を飛び炸裂する火の玉を吐き出してくるガスト、こちらから攻撃するまで攻撃してこない、ピッグマンゴールデンソードをもたせたゾンビピッグマンなどがいる。

プレイヤーへの助けとして温厚なMobも存在する: イカ、唯一手懐けることが出来るMobの(手懐けない状態で攻撃すると襲ってくるが、手懐けるとプレイヤーについてきてMobと戦ってくれる)など。 狼以外の温厚なMobは殺すことにより豚肉牛乳羊毛墨袋などの資源を落とす。

マルチプレイ

See also: サーバ & マルチプレイ
EarlySMP

初期のマルチプレイ

マルチプレイ機能は 2009年6月8日にClassic版で、後の2010年8月4日にSMP(Survival Multiplayer)として導入されて以来、ゲームの人気機能で在り続けている。 Minecraft マルチプレイサーバはサーバの管理者やモデレータが独自のルールやカスタマイズを出来るよう開発されている。 インターネットで一般的に使われる、迷惑プレイヤーという意味の Griefer という用語はMinecraftサーバでは「他のユーザが作った建物を壊したり汚したりするプレイヤー」のことを指す。

迷惑ユーザ対策で多くのサーバ管理者がルールを作ったりしたが、現在はMojongサーバへの修正 を加えたり、Bukkitのようなプラグインベースのサーバへ置き換えたりする対策をとるようになっている。プラグインベースのサーバが使われる理由として、ユーザ作成の新機能がMinecraftを盛り上げてくれることがあげられる。新機能の例として通貨の概念、乗り物、保護機能、RPG要素などが存在する。 これらの機能は一般的にユーザのクライアントの変更が不要で、チャットコマンドを介して使用することが出来る。チャット画面はTキーを押すことで呼び出せる。

マルチプレイサーバ上でのメジャーなゲームの一つとして、プレイヤー同士が相手の立っている床を壊すことで落としあうSpleef ("Grief"のもじり)などがある。これは一般的に決められた場所でプレイされる。

歴史

See also: 開発サイクル & バージョン履歴

作り始め

CaveGame

Cave game

Notch は 2009年に TIG Source フォーラムのメンバとInfiniminerで遊んだ時にMinecraftの着想を得た。[4] 他にも Dwarf FortressDungeon Keeper [5]、Notch が過去に作った RubyDung [6] なども影響を与えたと言われている。

Minecraftの最初の作業を始めた時、Notch は小さなプロジェクトになると考えていた。 例えば、Notch が 2009年5月13日に 最初の Minecraft の動画をアップロードした時点ではまだゲームの名前が決まっておらず、単純に "cave game" だと説明されていた。[7][8] 翌日、"Minecraft: Order of the Stone" という名前 ("インターネットで最も素晴らしいものの一つ"と言われるOrder of the Stickという名前の Web コミックより)がアナウンスされ、わずか後に Order of the Stick と勘違いされないようよりシンプルに "Minecraft" と短い名前に変更された。 このゲームは 2009年5月16日に最終的に"early private singleplayer alpha"としてリリースされている。[9]

Classic

詳細は「Classic/jp」および「Classic」を参照
Minecraft Classic

Minecraft Classic

プライベートリリース後の2009年5月17日、Notch はバージョン 0.0.11a を一般公開し、[10] 後に IndieGames.com でも取り上げられた。[11] クリエイティブゲームモードはプレイヤーにブロックでの建築/破壊、あらゆる種類のオブジェクトの想像を可能にした。プレイヤーは建築をするのにブロックを無限に使用できた。Minecraft Classic は Minecraft.net で "Classic" を選ぶことで遊ぶことが出来る。

サバイバルテスト

詳細は「Survival Test/jp」および「サバイバルテスト」を参照

サバイバルテストは Classic 版の一部として 2009年9月1日にリリースされ、 現在のサバイバルモードの元となっている。 プレイヤーはブロックを採掘し、Mobと相対し、体力バーも存在していた。プレイヤーが死ぬとマップは消滅しデータは消去され、新しいマップで最初から始めなくてはならなかった。

Indev

詳細は「Indev/jp」および「Indev」を参照
ファイル:Indevshot.png

Indev

Indev ("in development"の略) は、コミュニティよりサバイバルテストに実装した新しい機能のフィードバックを受けた後、2009年12月23日にリリースとなった。Indev バージョン 0.31 は minecraft.net/indev で購入者にのみ公開された。 ゲームを開始すると、プレイヤーは木製のプレハブ小屋から開始する仕様であった。

アップデートによりまずClassic版と比べてより複雑でリアルなが導入された。 これ以降、Indev 版ではその後の Minecraft でも使われている基本的な機能を追加するアップデートが行われている。Indev 版の開発期間の間、幾つかのアップデートは主に松明などの新しい機能のテストに充てられていた。Indev 版特有のものとして、バイオーム や次元に似たレベルタイプという概念があったことがあげられる。たとえば、浮遊島と スカイディメンジョン、地獄 と ネザーなどが挙げられる。サバイバルテストの時と同様に、プレイヤーは死んだ時に全てのデータが消える仕様であった。

Infdev

詳細は「Infdev/jp」および「Infdev」を参照

Infdev ("infinite development"の略) はマップの自動拡張機能の実装をもって 2010年2月27にリリースされた。他にも新しいレシピや 3D の、新しい地形ジェネレター、よりリアルな流体システム、より複雑な洞窟などのアップグレートも含まれていた。

Alpha

詳細は「Alpha/jp」および「Alpha」を参照
Nether 'biome'

ネザー

Alpha は Minecraft の多くの主要機能が実装された状態で 2010年6月28日にリリースされた。 サバイバル版マルチプレイが作られ、レッドストーン回路、さらにはボート、新しい音楽、新しい Mob、難易度設定などが追加された。 これらの殆どの機能は"Seecret Friday Updates"にて予告なしに追加されていた。

2010年10月31日に行われたハロウィーンアップデートバイオームネザー、新しい Mob、ブロック、アイテムなどが追加された大規模なアップデートであった。

Beta

詳細は「Beta/jp」および「Beta」を参照

Beta は 2010年12月20日にリリースされた Minecraft の現在の開発フェーズである。 新しいロゴとランチャー、実績統計天候スムースライティング染料、より多くの植物タイプ (それぞれ2つずつ)、イカベッド、他にも幾つかの新しいブロックやアイテムなどの機能が追加されていった。

アドベンチャーアップデートは探検と戦闘に焦点を当てた大規模アップデートである。 追加機能として新しい地形機能河川峡谷、新しい Mob、新しいバイオーム、より広いバイオーム、NPC村人遺跡廃坑、クリティカルや経験値を含む改善された戦闘システム、新しいブロックやアイテム、新しいクリエイティブモードなどがあげられる。 新しいネザーコンテンツやNPC村人、経験値の使い道などはまだ実装中である。 アップデートの最初のパートは 2011年9月14日の Beta 1.8 でリリースされた。

10月18日、コード凍結が行われ、Mojang は Minecraft の全開発力をバグ修復とリリース準備にまわすこととなった。

リリース版

Minecraftの完全版は2011年11月18日、MineCon開催中に発表の予定である。 リリース版は多くのバグ修正、アドベンチャーアップデートの最終版が含まれる。

Mod およびサードパーティー製プログラム

公式 Mod

テクスチャパックによる色々なテクスチャ変更が公式サポートされている。 これらは決まったファイル/フォルダ構成となっており、.zip ファイル中に格納され、.minecraft フォルダ内の texturepack フォルダ内に配置される。テクスチャーパックフォルダはメインメニューからもアクセス可能である。テクスチャがどれだけ拡張されるかはテクスチャパック内のファイル数に依る。

Notch は リリース版 Minecraft の機能として Mod API を追加したいと常々考えており、 2011年4月26日に公式サポート予定をアナウンスしている。 ゲーム内にAPI用のコードが存在しており、メインメニューのボタンは"Mods and Texture Packs"となってはいるが、現在のところまだ実装はされていない。[12]

非公式ユーザ Mod

詳細は「Mods/jp」および「Mod」を参照

Minecraft はminecraft.jar内の Java クラスファイルを置き換えたり追加したりすることで変更を加えることが出来る。 Mod は人気のある方法だが、Mod が古くなったり不完全だったり他の Mod と競合したりしてゲームを破壊したとしても Mojang のサポート対象とはならない。幾つかの Mod は Notch に印象をあたえ、 Hippoplatimus 作の ピストン Mod の実装などは Beta 1.7 で取り込まれたりもした。

サードパーティー製プログラム

詳細は「Programs and editors/jp」および「プログラム & エディタ」を参照

Minecraft 向けにデザインされた多くのプログラムが存在している。3D マップエディタ/ビューア、ゲームに手を加える物、様々な情報表示プログラム(たとえば製作レシピなど)、サーバのラッパー、その他特殊なプログラムなど様々である。Mod と同様、これらは Mojang のサポート対象外である。

プラットホーム

Pocket

Notch と 携帯版 Minecraft

PC 版

現在は Beta 版、 Windows、 Max OS X、 Linux 上で動作し、ランチャープログラムまたはブラウザより起動する。 完全版は 2011年11月18日あたりにリリース予定である。

携帯版

詳細は「Pocket Edition/jp」および「携帯版」を参照

Minecraft 携帯版は Classic 版とよく似たゲーム内容でモバイルプラットホーム向けにデザインされている。 36種類のブロックとローカル WiFi マルチプレイ機能を持ち、現在は Android マーケット上で提供されている。ただし、Sony の Xperia Play Android 端末で機能するようデザインされていた。[13]

ソニーと Mojang の独占契約が破棄され、タッチスクリーン機能が実装されたため、全ての Android 端末でサポートされている。[14] [15] また、同じような iOS 版もリリース予定である。 [16]

Xbox 版

詳細は「Xbox Edition/jp」および「Xbox 版」を参照

オプションではあるが、キネクトが利用出来る。2012年の春にはリリースの予定である。

その他のバージョン

Minecraft のその他のバージョンとして、Minecraft 4kPC Gamer Minecraft Demoがある。 4k は Minecraft のシンプル版で Notch がコンテストに応募した別スタイルの Java ゲームである。 Demo 版は Beta バージョン 1.3 にヘルプと100分の使用制限が付いたものである。

マイルストーン & 受賞

ファイル:290122125.jpg

Mojang が受けたトロフィー

Minecraft は 2009年6月に販売を開始してから300万本の売上を達成した。また、以下のように多数の賞を獲得している:

参考文献

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