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2012年2月13日 (月) 01:45時点における版
雨(Rain)はMinecraftの要素の1つで、雪(Snowfall)のような天候(Weather)のタイプの1つである。現在はClassic、ベータ版(Beta)、製品版に登場する。
挙動
Classicにおける雨
Classicでゲーム中にF5を押した場合、雨が降る仕様であった。雨はマルチプレイヤーでも降らせることができるが、他のプレイヤーは雨を見ることができない。雨は空から降るだけで何の効果もなく、ゲームプレイを妨げることはない。雨は単一の動作をするスプライトである。雨がブロックに落ちたとき、雨粒がはねるエフェクトが出る。フレームレート向上のために、雨はマップ全体に複製されない。複製するのではなく、プレイヤーの周囲に1つのスプライトを設置するのである。プレイヤーが洞窟の内側へ行き、雨から遠く離れると雨は消えてしまう。再び雨に近づくと見えるようになる。 水は固体ブロックのように雨に打たれない。その代わりに、雨は水が空気であるかのようにすり抜けてしまう。溶岩や小さな植物でも同様である。Classicにおける雨は明るさのレベルを減少させない。
ベータ版と製品版における雨
雨や雪はBeta 1.5で追加された。ベータ版の雨はClassicの雨と同じような見た目であるが、音源ファイルは異なる。
天候はバイオーム(Biomes)により様々に変化する。砂漠では空が暗くなっても雨が降ることはないが、冬のバイオームでは雨の代わりに雪が降る。雨の降るバイオームと雪の降るバイオームの間にいる場合、雨と雪の両方を見ることができる。
効果
雨と雪
- 雨や雪は一時的であるが、全体的に降る。[1]
- 雨や雪が降っていると、雷雨(Thunderstorm)に変わる可能性がある。
- 雨や雪は明るさのレベルを3減少させ、日中の明るさレベルを12にする。雷雨は日中の明るさのレベルを7まで減少させ、敵のMobをスポーンさせる。[2]
雨
- 雨は溶岩(Lava)を固まらせたり松明の明かりを消すことはないが、ネザーラック(Netherrack)に付いているものを除いて[3]火(Fire)を消してしまう。[4]
- 十分な明るさで雨をしのげるシェルターでない限りは、雨はモンスターが燃えるのを妨げる。
- 生魚(Raw Fish)は雨が降っている間、より豊富に獲れる。[5]
- 雨により狼(Wolves)は濡れ、乾いた畑は潤される。[6]
- 敵のMobは雷雨が近づくとスポーンするようになる。
- 1.9 pre-release 5において、水がブロックから直接下に出るようになった(溶岩も同様)。ブロックから水が"漏れ出している"エフェクトなので、雨が降っているように見える。
- 水が弱点であるエンダーマン(Enderman)は雨で死んでしまう。エンダーマンは死に物狂いで安全な場所までテレポートする。(Beta 1.9 Pre-release 3のみ)
- サーバーコマンドやサードパーティー製のプログラムを使って通常世界に呼び出したブレイズは、雨や雪でダメージを受ける。
歴史
雨はClassic初期のバージョンで試験的に実装されていた。このときは飾りでしかなかった。仕組みは単純で、ブロックが雨を遮断するかのテストに使われていただけであった。ゲーム内でF5キーを押すことでonとoffのトグルを切り替えることができた。この機能は後にIndevになると削除された。
Minecraft Beta 1.5が発表された後で、天候やその他のアップデートについてのプレビュー動画が YouTube の TeamMojang チャンネルにアップロードされた。雨はその翌週に実装された。
バグ
- 雨にさらされている梯子を降りるとき、雨の動きが遅くなる。雨と同じペースでゆっくりと動くと、雨は通常の降り方と同じ速度になる。これはプレイヤーの落ちる速度が雨より速いので、雨が止まって見えるのである。プレイヤーの中には、実にクールであるという感想を持つ人もいる。クリエイティブモードで飛行している間、Shiftを押して降下することでもこの効果を見ることができる。
- プレイヤーが雲の上にいる場合、雨が雲をすり抜けているのが"分かる"。
- インベントリを開くと、太陽、月、星が見えるようになる。
- ガラスを壊し始めたときに雨が表面に当たっていると、その雨が消える。
- 雨は雨は看板をすり抜けない。
- 雨は出入り口に立っているMobの火を消さない。
- 1.8 Pre Releaseにおいて、雨は石や土のようないくつかのブロックをすり抜ける。これには草も含まれる。
- 雨は木材ブロックをすり抜ける。
- 雨はジャック・オ・ランタンやカボチャもすり抜ける。
- 砂漠にいたとしても、川の中に雨が降っている。
- いくつかの場所(特に極度な丘のバイオーム)において、雨が地面に当たるときのエフェクトが発生しない。これは雨の降っている間、雨の音がしないことを意味している。
- クリエイティブモードで雲の上を飛んでいると雨が雲から降っていないように見えるが、雨はその雲の上の空から降っている。
豆知識
- 雨は単一の動作をするスプライトである。
- Minecraft 1.0.0 (Minecraft 製品版)において、雨粒が最小になるときに音を出さなくなった。
- 雨はブロックの2本の中心線にしか降ってこないので、直接プレイヤーの上に降っていないように見えるが、実際の空にある"四角"は各方向へ半ブロック分ずれている。
- 雪と雨のコードは同じように分類されている。
- 雨が降っている間は太陽を見ることができないが、日の出や日の入りの時には空が赤く染まる。
- プレイヤーがベッド(Bed)を使うと、目が覚めたときに雨がやむ。
- 雨は雲の上から降っている。Notchの説明によれば、雲の上にある空を灰色にするための別の雲のレイヤーが雨を降らせている。[7]
- エンダーマンは雨が降ると燃え始める。
- 雨はプレイヤーと一緒に動いているだけであるが、遠くにいるエンダーマンは影響を受けているように見える。
- 雨は砂漠では見ることができないが、バイオームの端にいる場合、隣接するバイオームの草や石ブロックに雨粒が反射しているのを見ることができる。
- とてもまれな現象で、雨が洞窟に降ってくることがある。これは洞窟のほとんどが"スカイボックスに触れている"場合にしか起こらない。
- 雨は実際には奈落内の1ブロック(高さ -1)に降っている。これはクリエイティブモードでベッドロックの底を取り除いた垂直な縦穴を掘り、奈落内側を(飛行モードで)浮遊することで達成できる。雨の当たるブロックの下が空洞でも、雨粒が落ちてこないことに注意。
参考
- ↑ http://twitter.com/notch/status/55984678875836416
- ↑ http://twitter.com/notch/status/55982751265988610
- ↑ http://twitter.com/notch/status/56265234951831552
- ↑ http://twitter.com/notch/status/55977565839564800
- ↑ http://twitter.com/notch/status/55981125994156032
- ↑ http://twitter.com/notch/status/55972362432151552
- ↑ http://twitter.com/notch/status/130230769347067905