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レッドストーンの構成部品 (英:Redstone components) は、レッドストーン構造体を構成するブロックである。レッドストーンの構成要素には動力部品(レッドストーントーチボタン感圧板など)や伝達部品(レッドストーンダストレッドストーンリピーターなど)、機械部品(ピストンドアレッドストーンランプなど)がある。

この記事ではレッドストーンの基礎知識を必要としている。レッドストーンの基礎についてはレッドストーンの基礎を参照されたし。 また、この記事で取り上げるのは各レッドストーン構成要素とその役割のみとする。構成要素の詳細は各ブロックの記事を参照されたし。

動力部品

動力部品 (英:Power components) はレッドストーン動力を発し、回路に供給する。動力は恒久的あるいはMobやプレイヤーの動きに応じて発される。

レッドストーンブロック

詳細は「レッドストーンブロック」を参照

レッドストーンブロックは常に動力を発する。ピストンで動かすことができる。

動作
常にONである。
振る舞い
Block of redstone behavior

レッドストーンブロックはレッドストーンリピーターやダストに動力を供給し、トーチをOFFにする。更に、機械を作動させる(左)。しかし、隣接するブロックを動力源化しない(右)。

レッドストーンブロックは上下を含む、隣接ブロックに動力を供給する。また、隣接するレッドストーンリピーターレッドストーンコンパレーター外を向いていれば(右図の左側のような状態)それにも動力を伝える。
レッドストーンブロックは隣接する不透過ブロックは動力源化しない。

ボタン

詳細は「ボタン」を参照

ボタンを押すと、短い信号を送る。ボタンには木と石の2つの種類がある。

設置
ボタンは不透過ブロックのどの面にも設置可能だ。設置されたブロックが破壊されればボタンもアイテムとしてドロップする。
動作
ボタンは右クリックすることで作動させることができる。石のボタンは10ティック(1秒)、木のボタンは15ティック(1.5秒)の間オンになる。また、木のボタンはが刺さった場合でも反応する。この場合、1分後、矢が消えるかプレイヤーが拾うまでボタンは作動し続ける。
振る舞い
作動している間、ボタンとボタンが設置されているブロック、更に上下を含む隣接するブロックにレベル15の動力を伝える。更に、隣接するレッドストーンコンパレーターやリピーターが外を向いていれば、それにも動力を伝える。また、上下を含む隣接する機械部品を作動させる。

日照センサー

詳細は「日照センサー」を参照

日照センサーはMinecraftの昼の"時間"を検出することができる。

動作
日照センサーはその上に空が見えていれば、太陽が昇っている間動力を発し続ける。また、右クリックすることで反転し、月が昇っている間動力を発するようになる。
振る舞い

作動している間は、上下を含む隣接するレッドストーンダストに動力を供給する。また、レッドストーンリピーターやコンパレーターが外を向いていればそれにも動力を伝える。動力レベルは日光や月光のレベルに応じて変化する。また、上下を含む隣接する機械部品を作動させる。

日照センサーは隣接する不透過ブロックを動力源化しない。

ディテクターレール

詳細は「ディテクターレール」を参照
Detector rail as power source

動力部品としてのディテクターレール

ディテクターレールはトロッコの通過を検出する。

設置
ディテクターレールは不透過ブロックや上付きのハーフブロックや階段の上面に設置することができる。設置されたブロックが取り除かれるとレールもアイテムとしてドロップする。
ディテクターレールを設置すると隣接するレールやパワードレール、他のディテクターレールと接続する。また、1ブロック上のレールとも接続する。反対側に2つの隣接するレールがない場合、または3つ以上の隣接するレールがある場合、ディテクターレールは東西方向に接続する。隣接するブロックがなければ南北方向になる。1ブロック上のレールにはそれに合わせて傾斜する(2つ以上ある場合、優先順位は西、東、南、北)。様々なレールを組み合わせることで他の構成を作ることができる。
動作

ディテクターレールの上にトロッコが通過したとき、ONになる。トロッコが通り過ぎれば再びOFFになる。

振る舞い

作動している間、レールと設置されているブロックを動力源化し、上下を含む隣接するレッドストーンダストやレッドストーンコンパレーターやリピーターが外を向いていればそれにも動力を伝える。また、上下を含む隣接する機械部品を作動させる。

レバー

詳細は「レバー」を参照
Lever as power source

動力部品としてのレバー。ONの時の挙動はボタンと似ている。

レバーはオンオフの切替えができ、その状態を保つことができる。

設置
レバーは不透過ブロックのすべての面と上付きのハーフブロックや階段の上面に設置可能だ。設置されたブロックが取り除かれるとレバーもアイテムとしてドロップする。
動作
レバーを右クリックするとオンオフ切替えることができる。
振る舞い
作動すると、レバーと設置されたブロックを動力源化し、上下を含む隣接するレッドストーンダストや機械部品に動力を供給する。また、隣接するコンパレーターやリピーターがレバーから外を向いていればそれにも動力を伝える。

オブザーバー

詳細は「オブザーバー」を参照

オブザーバーはブロックの変化を検出することができる。

設置
オブザーバーはを「顔」として全ての方向に設置することができる。設置すると「顔」の部分でブロックの変化を検知し、その背面からパルス信号を送る。
動作
オブザーバーは「顔」の前のブロックの状態の変化を検知してONになり、(例えば、そのブロックが設置あるいか取り除かれたり水が凍ったり、リピーターの遅延を変更したときなど)2レッドストーンティック(4ティック)の間パルス信号を送る。そして自動的にOFFになる。
オブザーバーは設置された時やピストンに動かされた時も反応する。
振る舞い
作動すると「背面」から2ティックのパルス信号を送る。
注意
オブザーバーは不透明で光を通さないにもかかわらず透過ブロックである。そのため、他からレッドストーン信号を受けても動力源化しない。

感圧板

詳細は「感圧板」を参照
Pressure plate as power source

動力部品としての感圧板

感圧板はMobやアイテム、その他のエンティティを検出する。感圧板には木と石の2つの種類がある。

設置
感圧板は不透過ブロックの上面とフェンスハーフブロックや階段の上面に設置することができる。設置されたブロックが取り除かれると感圧板もアイテムとしてドロップする。
動作
感圧板はMobやアイテムなどのエンティティが上に乗っている間ONになる。木の感圧板はアイテムやにも反応する。この場合、これらがデスポーンするか拾うまで動力を供給し続ける。
振る舞い
作動すると感圧板と設置されているブロックを動力源化し、隣接するレッドストーンダストや機械部品を作動させる。また、隣接するレッドストーンコンパレーターやリピーターが外を向いていればそれにも動力を伝える。
注意
感圧板は固体ブロックではない。このため、フェンスのように当たり判定の小さいブロックの上に設置しているとエンティティがそこを通り抜けるだけで作動する。これにより、フェンスの上の感圧板はエンティティを遮ることなく、回路をよりコンパクトにすることができる。

レッドストーントーチ

詳細は「レッドストーントーチ」を参照
Redstone torch as power source

動力部品としてのレッドストーントーチ

レッドストーントーチは横と上のレッドストーン回路に反対の信号を送る。

設置
レッドストーントーチは不透過ブロックの下面以外の面と、丸石の壁フェンスガラスネザーレンガフェンス、上付きのハーフブロックや階段の上面に設置可能である。設置されているブロックが取り除かれるとトーチもアイテムとしてドロップする。
動作

レッドストーントーチは他の動力源から動力を受けるとOFFになる。逆に、動力を受けていなければONの信号を発する。

振る舞い
レッドストーントーチは刺している方向以外の方向に動力を供給する。直立している場合、レッドストーントーチは隣接するレッドストーンダストや不透過ブロックや機械部品、更に上の不透過ブロックや機械部品に動力を供給する。ブロックの横に刺している場合は更に下のレッドストーンダストに動力を供給する。隣接するコンパレーターやリピーターがトーチから外に向かう向きであればそれにも動力を伝える。
レッドストーントーチは設置されているブロックは動力源化せず、機械部品を作動させない。それ以外の方向なら隣接しているブロックを動力源化し、機械部品を作動させる。
注意
あまりに短い間隔(2ティック以下)でON/OFFが切り換えられるとトーチは"焼き切れる"。一度焼き切れるとレッドストーンの更新が起こるまで点灯しない。
これが発生する原因の一つとして、トーチでオフにした信号を再びオンにするなどの回路の短絡がある。例えば、ブロックの上にレッドストーンダストを置き、そのブロックの横にトーチを置く。そしてその上にまた別のブロックを置くと、トーチにより動力源化し、それが前述のダストに伝わる。ダストがオンになるとトーチがオフに変わり、その上のブロックとダストがオフになる。これがループし続けることにより、トーチの焼き切りが起こってしまうのだ。もし、トーチの上にブロックがあるとき、トーチの刺さっているブロックにレッドストーンダストがあるか確認するべきだ。そうでないと焼き切りが発生してしまうだろう。

トラップチェスト

詳細は「トラップチェスト」を参照

トラップチェストはプレイヤーが開いているときに動力を送る。

振る舞い
作動すると、トラップチェストと真下のブロックが動力源化し、そこにある機械部品を作動させる。また、隣接するコンパレーターやリピーターがチェストから外に向かう方向であればそれにも動力を伝える。トラップチェストの動力は同時に開けている人数に応じて変化する(最大15)。

トリップワイヤーフック

詳細は「トリップワイヤーフック」を参照
Tripwire hook as power source

電源コンポーネントとしてのトリップワイヤーフック–電源を供給するために取り付けられているトリップワイヤーフックとブロックですが、トリップワイヤーはそうではありません。

トリップワイヤーフックはMobやその他のエンティティを広い範囲で検出する。

設置
トリップワイヤーフックは不透過ブロックの側面に設置できる。設置されたブロックが取り除かれるとトリップワイヤーフックもアイテムとしてドロップする。
トリップワイヤーフックは単独では機能しない。機能するためには対面する2つのトリップワイヤーフック間にトリップ線となるをまっすぐに張ることで入力装置(トリップワイヤー回路)となる。
を右クリックするとトリップワイヤーとしてブロックに設置される。トリップワイヤーは不透過ブロックやレッドストーンブロック、ホッパー、上付きのハーフブロックや階段の上面にある場合、「地面」にあるとみなされる。それ以外のブロックの上なら「空中」にあるとみなされる。トリップワイヤーの当たり判定はそれぞれ1/8ブロック、1/2ブロックしかない。
トリップワイヤーが設置されたブロックが取り除かれるとトリップワイヤーフックは糸としてドロップする。
トリップワイヤフックを完全に延長し、トリップワイヤフック間にワイヤーを連続で設置した場合にも、トリップワイヤー回路は正常に作動する。トリップワイヤー回路のトリップワイヤーは、上や横に配置したり交差させることもできる。
動作
Mobやアイテムなどのエンティティがトリップワイヤーを踏むとONになり、エンティティがトリップワイヤーを離れるとOFFになる。また、ハサミを用いないで破壊しても5ティック(1/2秒)の間作動する。しかしトリップワイヤーフックや取り付けられているブロックを破壊すれば作動しない。
振る舞い
作動すると、トリップワイヤーフックと取り付けられているブロックを動力源化し、機械部品を作動させる。。また、レッドストーンコンパレーターやリピーターが外を向いていればそれにも動力を伝える。
トリップワイヤー自体は動力を発しない。

重量感圧板

詳細は「重量感圧板」を参照

重量感圧板はその上のエンティティの量を検出する。重量感圧板には金(軽)と鉄(重)の2種類がある

設置
重量感圧板は不透過ブロックの上面やフェンス、上付きのハーフブロックや階段の上面に設置することができる。設置されたブロックが取り除かれると重量感圧板もアイテムとしてドロップする。
動作
重量感圧板は1つ以上のエンティティが乗っている間ONになる。
振る舞い
作動すると、重量感圧板自身と設置されているブロックが動力源化し、機械部品を作動させる。また、レッドストーンコンパレーターやリピーターが外を向いていればそれにも動力を伝える。動力レベルは上に乗っているエンティティの量によって変化する。

伝達部品

伝達部品(英:Transmission components)は他の部品から受け取った信号を別の部品に伝える。これらはそれ自身や回路に複雑な効果を及ぼすことができる。

レッドストーンコンパレーター

コンパレーター出力表
出力 Containers and Slots

4 27 54 9 3 5
0 0 0 0 0 0 0
1 1i 1i 1i 1i 1i 1i "13"
2 19i 1s
60i
3s
55i
42i 14i 23i "cat"
3 37i 3s
55i
7s
46i
1s
19i
28i 46i "blocks"
4 55i 5s
51i
11s
37i
1s
60i
42i 1s
5i
"chirp"
5 1s
10i
7s
46i
15s
28i
2s
37i
55i 1s
28i
"far"
6 1s
28i
9s
42i
19s
19i
3s
14i
1s
5i
1s
51i
"mall"
7 1s
46i
11s
37i
23s
10i
3s
55i
1s
19i
2s
10i
"mellohi"
8 2s 13s
32i
27s 4s
32i
1s
32i
2s
32i
"stal"
9 2s
19i
15s
28i
30s
55i
5s
10i
1s
46i
2s
55i
"strad"
10 2s
37i
17s
23i
34s
46i
5s
51i
1s
60i
3s
14i
"ward"
11 2s
55i
19s
19i
38s
37i
6s
28i
2s
10i
3s
37i
"11"
12 3s
10i
21s
14i
42s
28i
7s
5i
2s
23i
3s
60i
"wait"
13 3s
28i
23s
10i
46s
19i
7s
46i
2s
37i
4s
19i
14 3s
46i
25s
5i
50s
10i
8s
23i
2s
51i
4s
42i
15 4s 27s 54s 9s 3s 5s

レッドストーンコンパレーターには3つの用途がある。比較モードと減算モード、そしてインベントリチェッカーである。

設置
レッドストーンコンパレーターは不透過ブロックの上面や上付きのハーフブロックや階段の上面に設置ができる。設置されたブロックが取り除かれるとコンパレーターもアイテムとしてドロップする。
レッドストーンコンパレーターには信号を伝える向きを指す「矢印」が描かれている。信号はこの方向にのみ伝わる。また、側方からも信号を受けることができる。
コンパレーターには2つのモードがある。比較モードと減算モードである。右クリックすることで手前のトーチがオンオフし、モードが切り替わる。
動作
レッドストーンコンパレーターは他の動力源からの信号によりオンになる。これには作動した動力部品や空のコンテナ、コマンドの実行に成功したコマンドブロック、水を湛えた大釜、エンダーアイをはめたエンドポータルフレーム、レコード入りジュークボックスが含まれる。コンパレーターはその上下のブロックの影響を受けないが横からの信号で発する信号の強度を変更することはできる。
振る舞い
動力を受けたレッドストーンコンパレーターはその先のレッドストーンダストや機械部品を作動させ、不透過ブロックを動力源化する。これは隣接するブロックには影響しない。
レッドストーンコンパレーターの出力は他の伝達部品(レッドストーンダスト、レッドストーンリピーター、他のレッドストーンコンパレーターのみ)からの信号を横から受けることによって影響され得る。
  • 比較モードでは、後ろからの信号が横からの信号より強い場合にのみ信号を伝える。そうでない場合は出力しない。
  • 減算モードでは、後ろからの信号強度から横からの信号強度を差し引いたものが出力レベルになる。これがマイナスになる場合、信号を出力しない。
レッドストーンコンパレーターは後ろのコンテナがどれくらい埋まっているかによって出力レベルが変化する(切り上げられ、コンテナ内の1つのアイテムが少なくとも1の電力レベルになる)。コンテナがどれくらい埋まっているかはスタック単位で行われる。例えば、シャベル(スタック不可のアイテム)なら1つ、看板が16個あるいはが64個ある場合、全て同じ出力になる。
"コンパレーター出力表"(右図)はコンテナから特定の動力レベルを得るのに必要なアイテムの量を示す。"s"はスタック数、"i"は更に必要なアイテムの数である。例えば、ホッパーからレベル5の信号強度を得るには1スタックと28個のアイテムを入れておく必要がある。16個で1スタックのアイテムは4で割って切り上げる。チェストやディスペンサー、かまど、ホッパーの値はこれらの構成要素を備えたトロッコにも適用される(ディテクターレールを通ったとき)。
いくつかのブロック(作業台エンチャントテーブルなど)はインターフェイスを開いている間アイテムを保持することができる(インターフェイスを閉じるとアイテムはドロップする)。他のブロック(ビーコンなど)はアイテムを消費するだけである。これらのブロックにアイテムを置いてもコンパレーターは作動する。

レッドストーンダスト

詳細は「レッドストーン」を参照
Redstone wire as circuit component

レッドストーン回路の部品としてのレッドストーン

レッドストーンダストはレッドストーン動力を伝達する。

設置
レッドストーン不透過ブロックの上面や上付きのハーフブロック階段の上面に右クリックするとレッドストーンダストとして設置される("レッドストーン"はアイテムだが"レッドストーンダスト"はブロックである)。設置されたブロックが取り除かれるとレッドストーンとしてドロップする。
設置されると、隣接するダストや1ブロック上下するダスト、適切な向きのレッドストーンリピーターレッドストーンコンパレーターやその他の動力部品に接続される。

隣接するダストなどが1つだけならそこを指し示す線を形成する。複数あるなら"L"や"T"、"+"などの形を作る。隣接しているダストなどがなければドットのようになる。機械部品を作動させるにはまっすぐ繋げる必要がある。

レッドストーンダストが1ブロック上下のブロックのダストに接続するとその側面を伝うように繋がる。この接続部に不透過ブロックを置くと回路が切断される。上付きのハーフブロックや階段にダストがある場合、より低い所に回路は繋がるが見た目ではそうは見えず、ブロックの側面を伝うように描画されない。
レッドストーンダスト自身が構成する方向は隣接する不透過ブロックや機械に動力を供給するかどうかに影響する。
動作
レッドストーンは隣接する動力部品やレッドストーンリピーター、強く帯電したブロックによりONになる。このときの動力レベルは距離が離れるごとに1つずつ減少する。レッドストーン信号は最大15ブロックまで届く。
レッドストーンダストは上付きのハーフブロックや階段にも動力を伝える。しかし、これは下から上へのみで、上から下へは伝えない。
振る舞い
レッドストーンダストは真っすぐに繋がっていれば機械部品に動力を伝え、作動させる。また、ダストの先や真下のブロックを弱く帯電させる。

レッドストーンリピーター

詳細は「レッドストーンリピーター」を参照
Redstone repeater as circuit component

レッドストーン回路の部品としてのレッドストーンリピーター。真横からの信号でロックがかかっているのが見える。

レッドストーンリピーターはレッドストーン動力を延長させたいときや信号に遅延を設けたい場合に利用される。

設置
レッドストーンリピーターは不透過ブロックの上面や上付きのハーフブロックや階段上面に設置することができる。設置されたブロックが除去されるとリピーターもアイテムとしてドロップする。
レッドストーンリピーターには矢印のような三角形の模様がある。これは動力を伝える向きを表しており、逆の向きや横には伝わらない。また、右クリックすることで遅延を1から4ティックまで調整できる。
動作
レッドストーンリピーターは背面からの信号によってONになり、それ以外からは影響されない(ただし別のリピーターからの信号を横から受けた場合は「ロック」がかかる。それについては下記を参照)。
振る舞い
ONになったリピーターは前面のレッドストーンリピーターや機械部品をONにし、不透過ブロックを強く帯電させる。真下のブロックや真上のブロック、後ろのブロックは動力源化しない。
レッドストーンリピーターは信号を増幅するだけでなく、1から4ティック遅延させる。この長さに合わせて遅延より短いパルス信号を長くすることができる。
レッドストーンリピーターは他のリピーターやコンパレーターから信号を受けた場合、「ロック」がかかる。こうなると、入力信号がONからOFF、もしくはOFFからONになってもリピーターの出力が変わらなくなる。これは横からの信号がOFFになることで解除される。ロックのかかったリピーターはさながら岩盤の棒がかかったように見える。

機械部品

機械部品(英:Mechanism components)はそれ自身やエンティティの移動、光、音、爆発などの影響によってレッドストーン動力を送るブロックである。

Activating a powered mechanism

機械部品の作動例(この場合、レッドストーンランプ)

動作
機械部品は以下の場合によってONになる。
  • ON状態の動力部品が隣接しているとき。ただし、以下の例外を除く。
  • レッドストーントーチは取り付けられているブロックをONにしない
  • ピストンはまっすぐ接続されていないと作動しない
  • レッドストーン動力を受けている不透過ブロックが隣接しているとき。帯電状態は強くても弱くても構わない。
  • レッドストーン動力を受けているレッドストーンダストレッドストーンリピーターレッドストーンコンパレーターから信号を受け取っているとき。不透過のものなら真上に設置しても作動する。レッドストーンダストで作動させたい場合、機械部品に向かって接続していないとONにならない。
Activation by piston connectivity

準接続によるピストンの作動 - レッドストーンダストが直接ピストンの上のブロックを通過しているため、左のピストンは準接続ではなく、動力も供給されていないことに注意。

準接続
上記で述べたものに加えて、ディスペンサードロッパーピストンはその上のブロックがブロックの更新を受けることによってもONになる。これは部品の2ブロック以内のレッドストーンの更新を含む。この場合、これらの上のブロックが空気や透過ブロックであっても上記のいずれかであっても動力が供給される。これにより、しばしば斜め上や2つ上のブロックから動力を受ける(右図を参照)。この作動法は準接続(Quasi-Connectivity)と呼ばれ、「接続性」や「ピストン接続」(ピストンに由来)、「間接動力」、「BUDバグ」とも呼ばれている。
Activated vs

Activated vs. Powered – 両方のランプは作動している(activated)(ランプがついている)が、下のランプは他の部品に動力を供給していない(not powered)

Activated vs. Powered
不透過の動力部品(コマンドブロックやドロッパー、ディスペンサー、音符ブロック、レッドストーンランプ)では機械部品が「作動している状態(activated)」(アクションを起こす)と「動力を受けている状態(powered)」(伝達部品に動力を伝える)を区別することが重要である。機械部品に動力を供給する方法(真下にレッドストーントーチを置くなど)はほとんどの場合、機械部品を作動させる。しかし、機械部品の上や隣にレッドストーントーチを立てるなどの、一部の方法は機械部品に通常のルールに従って動力を供給しない。

アクティベーターレール

詳細は「アクティベーターレール」を参照

アクティベーターレールは上を通ったトロッコに何らかのアクションを起こさせる。

設置

アクティベーターレールは不透過ブロックの上面や上付きのハーフブロックや階段上面に設置することができる。設置されたブロックが除去されたとき、アクティベーターレールもアイテムとしてドロップする。

設置されるとアクティベーターレールは隣接するレールや他のアクティベーターレールパワードレール、ディテクターレールと繋がる。また、1ブロック上下のレール類とも繋がる。隣接するレールが反対側にない場合や3つ以上のレールが隣接している場合、アクティベーターレールは東西方向に繋がる。隣接するレールがない場合や南北方向に伸びる。アクティベーターレールが1つ上のブロックにあるレールと並んでいる場合は、そのレールに向かって上向きに傾斜する(上向きに傾斜する複数のパターンの優先順位は、西、東、南、北の順となっている)。その他の構成は、様々なレールを配置、破壊することによって作成することができる。
動作
起動したアクティベーターレールは、動力源から8ブロック以内の接続されているすべてのアクティベーターレールを起動状態にすることができる。したがって、1つの動力源で最大17本のアクティベーターレール(中央にある動力源となる1本と両側の8本)を起動状態にすることができる。起動状態のアクティベーターレールに接続されていない隣接するアクティベーターレールは、起動状態になることはない。
振る舞い
アクティベーターレールは上を通過したトロッコに特定のアクションを起こさせる。そのアクションは以下のようになる。
  • コマンドブロック付きトロッコはアクティベーターレールを通過するたびに2レッドストーンティックの間(1秒に5回)コマンドを実行する。
  • ホッパー付きトロッコは輸送を停止する。作動していないアクティベーターレールを通過すれば再びアイテムの輸送を始める。
  • TNT付きトロッコは起爆する。
  • 普通のトロッコは乗っているMobやプレイヤーを揺さぶり、降ろす。
  • これ以外のトロッコには影響を与えない。

コマンドブロック

詳細は「コマンドブロック」を参照

コマンドブロックはサーバーコマンドを実行するために利用される。コマンドブロックはコマンドgive <player> minecraft:command_block<amount>を実行することでしか得られない。

設置
設置後、右クリックで実行したいコマンドを入力することができる。
振る舞い
レッドストーン動力を受けるとコマンドブロックは一度だけコマンドを実行する。常に実行するにはクロック回路に繋げなければならない。
他の機械部品と同様、既に作動している場合、他のレッドストーン動力を受けても反応しない。再びコマンドを実行するには、再度信号を送る必要がある。
注意

コマンドブロックは不透過ブロックである。よって、他の部品から動力を受けると隣接した機械部品(コマンドブロックを含む)をも作動させる。

ディスペンサー

詳細は「ディスペンサー」を参照

ディスペンサーはアイテムを放出することができる。

動作
上記の準接続の項を参照。
振る舞い
動力を受けると、ディスペンサーは中に入っているアイテムを発射する。複数のスロットが埋まっていた場合、その中からランダムに選ばれる。
作動したときの効果はアイテムによって異なる。
ディスペンサーの挙動
アイテム 効果
防具エリトラ

目の前のエンティティが装備可能であれば装備させる。防具の種類は問わない。
エンチャントの瓶

ファイヤーチャージ
雪玉
スプラッシュポーション
プレイヤーが使用したときのように向いている方向に発射される。
ボート ディスペンサーの目の前が水の上ならば乗れる状態で設置する。
ロケット花火 目の前の空間から真上に打ち上げる。
骨粉 ニンジンカカオ小麦スイカジャガイモカボチャビートルート苗木を成長させる。
草ブロックの上にを生やす。
キノコを巨大キノコへ成長させる。
バケツ 水入りバケツもしくは溶岩入りバケツの場合、目の前の空間にそれを流す。
空のバケツなら目の前の水もしくは溶岩を回収する。
火打石と打ち金 目の前の空間に火をつける。耐久値はしっかり減っている。
トロッコ
チェスト付きのトロッコ
コマンドブロック付きのトロッコ
かまど付きのトロッコ
ホッパー付きのトロッコ
TNT付きのトロッコ
目の前の空間がレールの上なら乗れる状態で設置する。
TNT 目の前の空間に着火された状態で設置する。
それ以外 単にアイテムとしてドロップする。上記のアイテムでも条件を満たしていなければドロップする。
注意
ディスペンサーは不透過ブロックである。よって、動力を受けると別のディスペンサーやその他の動力部品を作動させることができる。

ドア

詳細は「ドア」を参照

ドアはMobやアイテム、ボート、その他のエンティティの通行をコントロールするのに利用される。ドアには木製と鉄製があり、木製のドアは5種類存在する。木製のドアはレッドストーン動力の他、右クリックで開けられる。一方、鉄のドアはレッドストーン動力でしか開かない。

設置
ドアは大抵の不透過ブロックの上面と上付きのハーフブロックや階段に設置できる。設置されたブロックが取り除かれるとドアもアイテムとしてドロップする。
ドアはプレイヤーの向いている端に置かれる(プレイヤーの立っている端には設置されない)。デフォルトではヒンジが左側にあるが他のドアやブロックが隣にあればヒンジは右側になる。
振る舞い
レッドストーン動力を受けるとヒンジの反対側にノブが動き、全てのエンティティが通行できるようになる。
ドアは実際にピストンのアームやそれに押されているブロックのように「移動」しているわけではない。単に表示が変わってそのように見えるだけである。これによって、エンティティを押したりはしない。

ドロッパー

詳細は「ドロッパー」を参照

ドロッパーはアイテムを取り出したり他のコンテナ(他のドロッパーを含む)へアイテムを輸送することができる。

設置
ドロッパーはどの方向にもその「顔」を向けることができる。
ホッパーとは違い、上向きにも設置することができる。
動作
上記の準接続の項を参照。
振る舞い
動力を受け取ると、ドロッパーはアイテムを吐き出す。もし複数のスロットが埋まっていた場合、その中からランダムに選ばれる。このときドロッパーがコンテナを向いていればその中にアイテムを輸送することができる。
注意
ドロッパーは不透過ブロックである。したがって、動力を受けたときに別のドロッパーやその他の動力部品を作動させることができる。

フェンスゲート

詳細は「フェンスゲート」を参照

フェンスゲートはMobやアイテム、その他のエンティティの通行をコントロールするのに利用される。

設置
フェンスゲートは大抵のブロックの上面に設置できる。一度設置すればその下のブロックが破壊されてもフェンスゲートは残る。
振る舞い
レッドストーン動力を受けるとフェンスゲートが開き、全てのエンティティの通行が可能になる。
フェンスゲートは実際にはピストンのアームや押されているブロックのように"移動"していない。これは表示が変わることでそう見えるだけである。これによって、エンティティを押したりはしない。
ドアやフェンスゲートとは違い、開いたフェンスゲートは非固体ブロックで当たり判定がない。

ホッパー

詳細は「ホッパー」を参照

ホッパーは他のコンテナ(他のホッパーを含む)にアイテムを輸送するのに用いられる。

設置
ホッパーは上方向以外ならどの方向にもそのノズルを向けることができる。隣接するブロックに向かって設置することでその方向にアイテムを輸送する。
振る舞い
レッドストーン動力を受けていない場合、コンテナやホッパーの上のアイテムを自身のインベントリに蓄え、向いている先のコンテナに送る。輸送は4ティック間隔で行われる。アイテムは左側から順に蓄えられ、左側から輸送される。
レッドストーン動力を受けるとホッパーはアイテムの輸送を停止する。しかし、この状態でもドロッパーなどからはアイテムを受け取り、下のホッパーにアイテムを送る。

音符ブロック

詳細は「音符ブロック」を参照

音符ブロックはプレイヤーが調節した音を鳴らすことができる。

設置
設置後、音符ブロックは右クリックでピッチを調整できる。調整範囲は2オクターブで、真下のブロックによりその音色を変える。
振る舞い
レッドストーン動力を受けると音が鳴る。ただし、真上にブロックがあってはならない。
注意
音符ブロックは不透過ブロックである。よって、レッドストーン動力を受けると他の音符ブロックやその他の動力部品を作動させる。

ピストン

詳細は「ピストン」を参照

ピストンはブロックやエンティティを移動させるために利用される。ピストンには、通常のものと粘着ピストンの2つがある。通常のピストンはブロックを押すだけだが粘着ピストンは押したブロックを引き戻すことができる。

設置
ピストンは丸石の「ベース」と木材の「ヘッド」を持つ。ピストンはヘッドを「前面」として、どの方向にも設置することができる。
動作
上記の準接続の項を参照。
振る舞い
レッドストーン動力を受けると、ピストンは前方にあるブロックを押し出す。押し出せるブロックは最大で12ブロックまでである。レッドストーン動力をOFFにすると通常のピストンはヘッドが戻るだけである。しかし、粘着ピストンはこの時押し出したブロックを引き戻すことができる。
ピストンと押し出されるブロックはまたエンティティも押すことができる。
ブロックの中にはピストンで押し出せないもの(岩盤、黒曜石、エンドポータルフレームなど)と押すと壊れてアイテム化してしまうもの(花、葉、松明など)がある。それらの詳細については押せるブロックの節を参照されたし。
注意
1.5ティックより短い信号を粘着ピストンに送ると粘着ピストンは押し出したブロックを引き戻さない。再び動力を送ると引き戻す。これらを交互に繰り返す。この性質を利用してT-フリップフロップ回路などが作成できる。
ピストンは不透明な見た目に反して透過ブロックである。よってレッドストーン動力を受けても隣接する機械部品(他のピストンを含む)を作動させない(例外については準接続を参照)

パワードレール

詳細は「パワードレール」を参照

パワードレールはトロッコを加速させる。

設置
パワードレールは不透過ブロックの上面や上付きのハーフブロックや階段上面に設置することができる。設置されたブロックが取り除かれるとパワードレールもアイテムとしてドロップする。
設置されるとパワードレールは隣接する他のレール類や1ブロック上下のレール類と接続する。隣接するレールが反対側にない場合や3つ以上のレールが隣接している場合、アクティベーターレールは東西方向に繋がる。隣接するレールがない場合や南北方向に伸びる。アクティベーターレールが1つ上のブロックにあるレールと並んでいる場合は、そのレールに向かって上向きに傾斜する(上向きに傾斜する複数のパターンの優先順位は、西、東、南、北の順となっている)。その他の構成は、様々なレールを配置、破壊することによって作成することができる。
動作
パワードレールは他のパワードレールによっても作動する。パワードレールは動力源から8ブロック以内の接続されているすべてのパワードレールを起動状態にすることができる。起動状態のパワードレールに接続されていない隣接するパワードレールは、起動状態になることはない。
振る舞い
作動しているパワードレールの上をトロッコが通過するとトロッコが加速する。また、不透過ブロックと隣接している場合、そこから離れるようにトロッコを出発させることができる。
作動していないパワードレールを通過した場合、「ブレーキ」として働き、トロッコは減速する。

レール

詳細は「レール」を参照
Rails as powered mechanisms

レッドストーン回路に組み込まれたレール

レールはレッドストーン動力を送るとカーブの向きが変わる。

設置
レールは不透過ブロックの上面や上付きのハーフブロックや階段上面に設置することができる。設置されたブロックが取り除かれるとレールもアイテムとしてドロップする。
設置するとレールは他の隣接するレール類や1ブロック上下のレール類と接続する。レール同士が垂直に交わる場合、レールはカーブして接続される。そのようなレールが3つや4つある場合、そのうちの2つとカーブして接続される(優先順位は北、南、西、東である)。隣接するレールがなければレールは南北方向に伸びる。隣接しているレールが1ブロックの高低差がある場合、傾斜して繋がる。その他の構成は、様々なレールを配置、破壊することによって作成することができる。
振る舞い
レールにレッドストーン動力を送ると、カーブが反転する。

レッドストーンランプ

詳細は「レッドストーンランプ」を参照

レッドストーンランプは光源として利用される。

動作
通常、レッドストーンランプは点灯しても2ティックで消灯する。
振る舞い
レッドストーンランプは動力を受けると15レベルの光を発する。点灯中のレッドストーンランプは日光を透過する(ただし直射日光は遮る)。
注意
レッドストーンランプは不透過ブロックである。よって動力を受けると隣接する機械部品(レッドストーンランプも含む)を作動させる。

TNT

詳細は「TNT」を参照

TNTは爆発を引き起こすのに利用させる。

動作
TNTは上記の方法の他、着火しても爆発する。
振る舞い
TNTはレッドストーン動力を受けると着火し、起爆する。このときエンティティとなり、重力の影響受け、ピストンに押される(しかし、水流には流されない)。起爆したTNTはレッドストーン動力を受けて40ティック(4秒)後に爆発する(他の爆発によって起爆された場合は10から30ticksの間でランダムに爆発する)。
注意
TNTは透過ブロックである。よって、動力を受けても隣接する機械部品(TNTも含む)を作動させない。

トラップドア

詳細は「トラップドア」を参照

トラップドアはMobやアイテム、ボート、その他エンティティの通行をコントロールするのに利用される。トラップドアには木と鉄の2種類がある。木のトラップドアはレッドストーン動力の他、右クリックで開けることができる。一方、鉄のトラップドアはレッドストーン動力を送らないと開かない。

設置
トラップドアはブロックの側面の上側か下側のどちらかに設置可能である。設置されたブロックが除去されてもトラップドアは破壊されない。
振る舞い
トラップドアは作動すると、縦向きに開き、通行が可能になる。このとき、どのエンティティも通ることができる。。
ドアと同様に、トラップドアは実際に"移動"しているわけではない(ピストンのアームやそれに押されたブロックのように)。これはトラップドアの表示が変わってそう見えるだけである。これによって、エンティティを押したりはしない。

Mobile components

ボート

詳細は「ボート」を参照

ボートは水上を移動するために利用される。

振る舞い
プレイヤーは水があるかないかに関わらず、ボートを外側から押して移動させることができる。もしくは、ボートに乗って前進キー(デフォルトではW)を押すことによって移動することができる。
ボートは水流によっても移動する。

トロッコ

詳細は「トロッコ」を参照

トロッコはMobやプレイヤーを乗せて移動するために利用される。

振る舞い
プレイヤーは、レールがあるかないかに関わらず、トロッコを外側から押すか、乗って前進キー(デフォルトではW)進み続けるかして移動させることができる。不透過ブロックを指すように設置されたパワードレールの上にある場合、パワードレールが作動すればブロックから離れるように発進する。走っているトロッコが作動しているパワードレールを通るとそのスピードが増す。

チェスト付きトロッコ

詳細は「チェスト付きトロッコ」を参照

チェスト付きトロッコ(チェストトロッコや倉庫トロッコとして知られる)はアイテムを保存し、レールの上で輸送するために用いられる。

振る舞い
チェスト付きトロッコはホッパーからアイテムを受け取り、別のホッパーにアイテムを輸送することができる。

コマンドブロック付きトロッコ

コマンドブロック付きトロッコ(コマンドトロッコやコマンドブロックトロッコとしても知られる)はコマンドを実行するために利用される。

振る舞い
コマンドブロック付きトロッコはアクティベーターレールを通過するたびに2レッドストーンティック実行される。

かまど付きトロッコ

詳細は「かまど付きトロッコ」を参照

かまど付きトロッコ(かまどトロッコや動力付きトロッコとしても知られている)は他のトロッコを押すために利用される。

振る舞い
かまど付きトロッコはパワードレールがなくともそれ自身や他のトロッコを押す。
動作
燃料(石炭や木炭)を持った状態でかまど付きトロッコを右クリックするとトロッコは発進する。こうなったら燃料が燃え尽きるまでは進み続ける。

ホッパー付きトロッコ

詳細は「ホッパー付きトロッコ」を参照

ホッパー付きトロッコ(ホッパートロッコとして知られている)はレール上でアイテムを回収、輸送するために利用される。

振る舞い
ホッパー付きトロッコはその上のコンテナからその下のホッパーにアイテムを輸送する(どれくらい移動させるかはトロッコの移動速度とホッパー上に留まる時間による)。また、レールに落ちたアイテムも回収する。ホッパー付きトロッコはON状態のアクティベーターレールを通過するとOFF状態のアクティベーターレールを通過するまでアイテムの輸送を停止する。

TNT付きトロッコ

詳細は「TNT付きトロッコ」を参照

TNT付きトロッコ(TNTトロッコとして知られる)は爆発を引き起こすために利用される。

振る舞い
TNT付きトロッコはON状態のアクティベーターレールを通過したときに爆発する。

その他の構成要素

不透過ブロック

不透過ブロックは光と視界を妨げる。ただし、幾つか例外がある。例えば、グロウストーンは視界を妨げるが透過ブロックである。

不透過ブロックはレッドストーンの部品を動かし、また動力を伝えるために使うことができる。

動作
不透過ブロックは作動した動力部品やレッドストーンリピーターレッドストーンコンパレーターによって強く帯電する(強い動力を受けた状態)。
不透過ブロックは、動力源したレッドストーンダストがその上にあるかブロックに向けられた場合に弱く帯電する(弱い動力を受けた状態)。
振る舞い
動力を与えられた不透過ブロックはレッドストーントーチをOFFに変え、隣接しているリピーターコンパレーターが「外を向いていれば」それを作動させる。更に、隣接する機械部品を作動させる。
強く動力を受けた不透明ブロックは、その下や上にあるレッドストーンダストも含めて、隣接するレッドストーンダストを全てONにする(弱く動力を受けた不透明ブロックはONにしない)。


透過ブロック

Transparent blocks as circuit components

レッドストーン回路における透過ブロックのふるまい

透過ブロックは完全に透明なブロック(ガラスなど)、あるいは部分的に空間のあるブロック(階段など)や光を透過するブロック(葉など)である。

透過ブロックは動力を伝えることができず、「絶縁体」と呼ばれる。また、回路を切断しない。透過ブロックの中にもレッドストーン回路に有用な性質を持ったものがある。

フェンス
詳細は「フェンス」および「ネザーレンガフェンス」を参照
レッドストーントーチ感圧板はこれらの上面に置くことができる。
ガラス
詳細は「ガラス」を参照
レッドストーントーチはこの上面に立てることができる。
グロウストーン
詳細は「グロウストーン」を参照
レッドストーンダストフェンスゲートがこの上面に置くことができ、トラップドアはこれの側面に置くことができる。グロウストーンに置いたレッドストーンダストは上る場合は動力を伝えるが下る場合は伝えない。これはグロウストーンが透過ブロックで、隣接するブロックに動力を伝えないためである。
ハーフブロックと階段
詳細は「ハーフブロック」および「階段」を参照
レッドストーン構成要素は不透過ブロックの他、上付きのハーフブロックと階段にも設置することができ、トラップドアはその側面に設置することができる(しかし、下側に付けることはできない)。
これらの上に設置されたレッドストーンダストは上る場合は動力を伝えるが下る場合は伝えない。これはハーフブロックや階段が透過ブロックだからである。
詳細は「丸石の壁」を参照
レッドストーントーチはこれらの上面に設置することができる。
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