マグマキューブ
これはこのページの過去の版です。The Non Useful (トーク | 投稿記録) による 2020年10月9日 (金) 07:35(個人設定で未設定なら UTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。
体力値 |
大: 16 |
---|---|
防具 |
大: 12 ( |
振る舞い |
敵対的 |
攻撃力 |
大: |
大きさ |
大: |
スポーン条件 |
マグマキューブ(英:Magma Cube)とは、皮膚が暗赤色で黒色、目は赤、オレンジ、黄色の、ネザーに出現する、スライムの亜種のような敵性Mobである。
目次
スポーン
どの明るさでもネザーにスポーンする。スポーンのためにはブロックや液体がない空間が必要である。
大マグマキューブは、3×2½×3の空間を必要とする。中マグマキューブは3×2×3のスペースを必要とし、小さなマグマキューブは1×2×1のスペースを必要とする(周りのブロックが不透明ブロックでない場合は1×1×1×1)[1]。
ネザーの荒地
ネザーの荒地では1~4匹の群れでスポーンする。
ネザー要塞
ネザー要塞では4匹の群れでスポーンするのが一般的である。
玄武岩の三角州
玄武岩の三角州では2~5匹の群れでスポーンする。
スポナー
外観
マグマキューブは暗い赤と黒の立方体の表皮に、はっきりしないクリーパーやスライムに似た、橙色の目がついている。
通常サイズのスライムとほとんど同じような姿に見えるが、ジャンプするときはバネのように8つの層に分裂し、その合間に鮮やかなオレンジ色の核が見える。着地するときはスポナーと同じ炎のパーティクルを出す。
ドロップ
倒されるとスライムのように、経験値オーブとともに1段階小さなものの2∼4個に分裂する。
大および中サイズのマグマキューブは、25%の確率で1個のマグマクリームをドロップする。これは耐火のポーションに欠かせない材料である。小サイズのマグマキューブはマグマクリームをドロップしない。
振る舞い
マグマキューブは、幾つかの点を除いてスライムと同じ振る舞いをする。
- マグマキューブは40から120ティック(2から6秒) 毎にジャンプする。これはスライムの1/4の頻度である。 プレイヤーを追いかけるときは、ジャンプ間隔は1/3になる。
- 燃えず、溶岩からダメージを受けない。
- すべてのサイズのマグマキューブがプレイヤーにダメージを与えられる。
- ジャンプ高度はサイズにより変化する。
- 前進速度は他のMobの2倍である。
- 着地時に効果音が発生し、それは大・中サイズで別の音になっている。
- ネザー要塞のそばによく出現する。
戦闘
マグマキューブと戦うメリットは多い。なぜなら、大量の経験値が獲得できるほか (備考に、大サイズからは20 ∼ 28点、中サイズからは4 ∼ 6点)、ドロップ品のマグマクリームが ネザーや洞窟探索での命綱である耐火のポーションの材料となるためである。
ただ、マグマキューブは後述する通り、分裂後を合わせると比較的多めの体力を誇るため、しっかり倒すとなると面倒かもしれない。
特に大サイズは防御力が12 ( × 6)あるため、実質的に31
× 15.5HPである。さらに大サイズは2 ∼ 4個の中サイズに、そしてそれぞれが2 ∼ 4個の小サイズにそれぞれ分裂し、実質的には大サイズのもので51
× 25.5 ∼ 87
× 43.5、中サイズで10
∼ 14
× 7となる。また分裂する際、余剰ダメージ点は持ち越されない。
ただ、攻撃力はそこまで高くない (大サイズでも6のみ) うえ、移動もジャンプ移動がメインなので、比較的ゆっくりである。大サイズのマグマキューブと剣で渡り合うことはあまり勧められないため、弓で遠方から殴るのがベター。中サイズは2撃 (ダイヤの剣) あるいは3撃 (鉄/石の剣) で倒すことができ、小サイズであればどんな種類の剣であっても1撃で倒せる。ジャンプして向かってくる間に攻撃できれば、相手の攻撃を中断することができるので、活用しよう。
大サイズが4つに分裂した場合、中サイズのものを手際よく弓で退治しよう。小サイズなら剣でも、中程度に引き絞った弓でも1撃で倒せる。小サイズのマグマキューブの攻撃は下部のみが行えるようなので、相手より高い場所に陣取ることで、小サイズのものを対処する前に残った中サイズのもののみを対象にできる。
歴史
Java Edition Beta | |||||
---|---|---|---|---|---|
1.9pre1 | マグマキューブが追加された。 | ||||
1.9pre2 | 出現頻度が極めて稀になった。 | ||||
1.0.0rc1 | このアップデートより前は無音であった。 | ||||
Java Edition | |||||
1.0.0 | マグマキューブはより稀になった。 | ||||
1.1 | 大・中サイズのマグマキューブはマグマクリームをドロップするようになった。 | ||||
1.3.1 | 12w18a | シングルプレイがローカルサーバー上での動作になったので、マグマキューブのアニメーションがシングルプレイでも表示されなくなった。 | |||
12w23a | マグマキューブのアニメーションがマルチプレイでも表示されるようになった。 | ||||
1.11 | 16w32a | マグマキューブのエンティティIDがLavaSlime からmagma_cube に変更された。 |
トリビア
- マグマキューブは溶岩中で泳ぐことはできず、ただ底でジャンプするのみである。つまり、溺れたりせずに、深い溶岩の底に囚われることがある。水中や溶岩中での移動はとても遅くなるようだ。
- マグマキューブは、ネザーにおけるスライムに相当するものである。見た目は近いが、テクスチャは異なる。
- 全ての大きさのマグマキューブが経験値オーブをドロップする。つまり他のMobは最大でも5点のところ、大サイズのマグマキューブとその発生物をすべて倒せば最大28点の経験値が得られることになる。
- マグマキューブがマグマクリームをドロップする確率は25%に過ぎないが、この確率とドロップ数はドロップ増加(Looting)のエンチャントがされた剣で増える。
- マグマキューブは水中でジャンプしようと試みるが出来ず、ただ動き回るのみである。完全に水没すると溺れるだろう。しかし小さな個体に分裂し、息継ぎをする。
- マグマキューブはネザーのどこにでも現れうる。
- マグマキューブは溶岩中でよく発見されるが、そこで出現することはない。
- マグマキューブは他のネザーのMobと同様に溶岩耐性をもつ。
- マグマキューブがプレイヤーを追いかけていないときは、スライムのように一方向に向かって跳ねる。
- 通常世界でも、モンスタースポナーを書き換えればマグマキューブを出現させることができる。出現にネザーラックは必要とはしない。Minecraft 1.1では、クリエイティブモードでスポーンエッグを使うことで出現させることができるようになった。
- マグマキューブは落下ダメージを無効化する。ちょうどヤマネコやネコ、アイアンゴーレム、スノウゴーレム、ニワトリと同じように。
- その外皮により、大中小それぞれ48%、24%、12%、多くの攻撃に対する耐性を有している。つまりマグマキューブを倒すのに最低31
× 15.5 / 6
/ 2
の物理ダメージが必要となる。
- 目がいくらかの明かりを有しているように見えるので、マグマキューブは光っているように見える。
- 大サイズのマグマキューブは4ブロックの高さ (の壁を越えて) まで跳ぶことができる。
- テクスチャーのファイル名は "lava.png" である。これは溶岩コアによるもののようだ。
- 小サイズのマグマキューブはプレイヤーにダメージを与えることができるが、プレイヤーがジャンプして乗っかった場合のみである。またプレイヤーがブロックの端にいる場合、マグマキューブがすぐとなりのブロックでジャンプするとダメージを受けるが、足に触ったからのように見える。大中サイズのものとは異なり、小サイズのマグマキューブはプレイヤーが重なってもダメージを与えることはなく、前述の場合のみになる。
問題点
「マグマキューブ」に関する問題点は、バグトラッカーにて管理されている。問題点の報告はそちらで行ってほしい。