ピストン
透過 |
はい |
---|---|
発光 |
なし |
爆発耐性 |
2.5 |
回収道具 |
すべての道具 |
再生 |
はい |
スタック |
はい (64) |
可燃性 |
指定なし |
溶岩からの引火 |
おそらくしない |
ドロップ |
自身 |
データ値 |
データ値を参照 |
名前空間ID |
none |
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ピストン(Piston)はほとんどのブロックを向いている方向に押すことのできるブロックである。
粘着ピストン(Sticky Piston)はピストンに似ているが、違いは押した時と同じようにブロックを引くことができるところにある。
目次
入手[編集 | ソースを編集]
ピストンはどのツールでも同じスピードで壊すことができ、常にアイテムとしてドロップする。
ブロック | ピストン |
---|---|
硬さ | 0.5 |
採掘時間[注釈 1] | |
手 | 0.75 |
- ↑ 時間は秒であり、エンチャントしていない道具である。
自然生成から[編集 | ソースを編集]
3個の粘着ピストンがジャングルの寺院の一部として生成される。
クラフトから[編集 | ソースを編集]
名前 | 材料 | クラフトのレシピ |
---|---|---|
ピストン | いずれかの木材 + 丸石 + 鉄インゴット + レッドストーン |
|
粘着ピストン | スライムボール + ピストン |
用途[編集 | ソースを編集]
ピストンは常にプレイヤーの方向を向いて設置される。動力が送られた時、ピストンの木の面"(ピストンヘッド)"が1ブロック分伸び、直線上の最大12個のブロックを押すことができる。ピストンヘッドの伸びた通路上にある全てのエンティティはブロックとともに押される。もしエンティティに行き場がなければ、ブロックはMobの内部を押し、透過ブロックでなかった場合は窒息させる。
ピストンが動力を失うと、単純にピストンヘッドを引き下げて格納する。粘着ピストンは引き下げられるとき、ピストンヘッドの先にブロックがある場合はそれを一緒に引き下げる。
粘着ピストンは引き下げられるときブロックを一緒に引き下げる機能を持っただけのものなので、粘着ブロックのピストンヘッドの先にあるブロックは別のピストンや粘着ピストンで押すことができる。また、粘着先のブロックの重力による落下を防ぐことはできない。
スライムブロックを押しているピストンは、ピストンの向いている方向に動かされたエンティティを跳ね返す。
押せるブロック[編集 | ソースを編集]
ピストンはブロックを奈落やマップの天井の上には押さない。また、13個以上のブロックを押すことはできない。どちらの場合でも、単純にピストンは伸びない。
ピストンは以下のリストにあるものを除いて、ほとんどのブロックを押すことができる。
ブロック | 効果 (Java Edition と Console Edition) | 効果 (Pocket Edition) |
---|---|---|
ピストンは伸びない。 | ||
ピストンは伸びるが引っ張ることはできない。 | 押す・引っ張ることができる。 | |
ピストンは伸びない。 | ||
押す・引っ張ることができるが、二つに分裂する。 | ||
押された時アイテムとしてドロップする。 | ||
自身・支えとなるブロックが押された時、アイテムとしてドロップする。 引っ張ることはできない。 | ||
押す・引っ張った際に水に変化する。 | ||
押す・引っ張ることができるが、粘着ピストンに引っ張られても落下する。 |
- ↑ PC版ではブロックではない。
また、ピストンは「ブロックに設置された」ブロックを動かさない。それらはブロックから外れ、アイテムとしてドロップする。
例外[編集 | ソースを編集]
Powering pistons[編集 | ソースを編集]
ピストンには様々な方法で動力を送ることができる:
- ピストンの方向を向いた形のレッドストーンワイヤーから。ただし、レッドストーンワイヤーは自動的にはピストンの方向を向かない。
- 直接隣接した、動力を送られたブロックから。強く動力を送られたブロックでも弱く動力を送られたブロックでも構わない。
- 直接隣接したレッドストーントーチから。
- 1ブロック上のさらに上側か横側に動力を送られたブロックがある場合動力を受けるが、ピストンがブロックの更新を受けるまで伸び縮みしない。これはBUDスイッチを作るのに使える。
- ピストンは透過ブロックではないので、リピーターはピストンを越えて動力を送ることができない。
- 上向きのピストンは伸びた状態でないと上側からの動力を受け取ることはできない。
スライムブロック[編集 | ソースを編集]
スライムブロックがピストンによって押されたり引かれたりした場合、隣接した全てのブロックを同じ方向に動かそうとする。動かせるブロックは粘着ピストンで引っ張れるものと同じ。動かされたブロックは同じように他のブロックを押す。例えば、地面に設置したスライムブロックは地面のブロック自体を動かそうとする、その一方で今度はその地面のブロックが同じ方向にある別の地面のブロックを押さなければならない。
スライムブロックが隣接した別のスライムブロックに動かされた時にも、同じことが起こる。 例えば、2×2×2のスライムブロックの立方体は一組のまとまりとして、ピストンに押される。
ピストンで動かないブロックに隣接したスライムブロックは、そのブロックを無視する。しかし、隣接した動かせるブロックが、動かせないブロックによって動きを妨げられる場合は、スライムブロックは動きを妨げられる。
スライムブロックは粘着性のないピストンには引っ張られず、ピストンによって動かされた(スライムブロックではない)隣接したブロックには動かされない。
最大12個のブロックがピストンによって動かされるという法則は、スライムブロックにも適用される。例えば、2×2×3のスライムブロックのまとまりは、他に動かせるブロックが隣接していない場合にのみ、押したり引いたりできる。
ピストン自体は、自分が押したスライムブロックで作られた"フック"で動くことはできないが、自己推進型(self-propelled)の装置は複数の複数のピストンで作ることができる。
技術的な関連ブロック[編集 | ソースを編集]
ピストンヘッド[編集 | ソースを編集]
種類 |
テクニカル, 固体 |
---|---|
落下 |
いいえ |
透過 |
はい |
発光 |
いいえ |
爆発耐性 | |
回収道具 |
全ての道具 |
ドロップ |
なし |
データ値 |
dec: 34 hex: 22 bin: 100010 |
名前空間ID |
piston_head |
ピストンヘッドは伸びたピストンの第2ブロックとして用いられるテクニカルブロックである。プロパティは通常のピストンか粘着ピストンかと、それらの向きである。/setblock
コマンドでのみ設置できるが、適切なピストンの一部でない場合、隣にブロックを置くなどしてブロックが更新されると消滅する。
ブロック状態[編集 | ソースを編集]
ピストンヘッドのブロックIDはminecraft:piston_head
であり、以下のブロック情報が用いられている。
名前 | 初期値 | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
facing | north,south,east,west | ピストン伸張部の向き | |
short | true,false | trueのとき、アームが通常より4ピクセル短くなっている | |
type | normal,sticky | ピストンの種類 |
作動中のピストン[編集 | ソースを編集]
種類 |
テクニカル |
---|---|
落下 |
いいえ |
透過 |
はい |
発光 |
いいえ |
爆発耐性 | |
回収道具 |
─ |
データ値 |
データ値を参照 |
名前空間ID |
moving_piston(1.13 から) |
作動中のピストンは入手不可能なブロックで、ピストンの伸び縮みのために使用される。伸び縮みしている間、ピストンおよび押されているブロックはこれに置き換えられている。ピストンに直接置かれたレッドストーンなどがドロップするのはこのためである。このブロックは透明で、当たり判定がない。しかし、ブロックとしての判定はあるため、その場所に別のブロックを置くことはできない。また、コマンドなどで単独で設置した場合、ピストンヘッドと違い、ピストンがなくてもそこに残り続ける。
ブロック情報[編集 | ソースを編集]
ピストン移動部( minecraft:piston_extension
)には以下のブロック情報が用いられている。
名前 | 初期値 | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
extended | true,false | trueのとき、ピストンに押されている状態である。 | |
facing | north,south,east,west,up,down | ピストンに押されている方向を指す |
ブロックエンティティ[編集 | ソースを編集]
ブロック情報[編集 | ソースを編集]
名前 | 初期値 | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
extended | true,false | trueのとき、ピストンは伸びた状態である | |
facing | north,south,east,west,up,down | ピストン伸張部が指している向き |
歴史[編集 | ソースを編集]
Java Edition Beta | |||||
---|---|---|---|---|---|
1.7 | ピストンが追加された。元々のピストンのテクスチャには、ピストンヘッドを横切る鉄の帯がついていた。これは後に削除され(when?)、隅と角に鉄の金具を残すのみとなった。 | ||||
元々のピストンはHippoplatimusによってMinecraftフォーラムに投稿されたMODだった。[1]このバージョンのコードは、ピストンをバニラのMinecraftに実装するのに取り組んでいたJebによって作られた。
| |||||
もうひとりのユーザーであるDiEvAlは、さらにブロックの動きを追跡するTile Entityのアイデアを含むコードを個人的に送った。[2][3] | |||||
しかし、JebにはPocket Editionの仕事があったため、ピストンの実装は遅れ、Beta1.5でもBeta1.6でも実装されなかった。最終的に、Pocket EditionがE3で無事公開された時にJebはPC版Minecraftの仕事に戻ってきて、ついにピストンは粘着ピストンと共にBeta1.7で追加された。 | |||||
ピストンはかつてお互いを押し合った時は爆発していた。この仕様が削除された時期は不明である。 | |||||
1.7_01 | 粘着ピストンはブロックを引っ張っぱる時以外はブロックを粘着しなくなった。 | ||||
粘着ピストンと通常のピストンを使ってブロックを複製するというバグがあった。これはBeta1.7.2でも残っていた。 | |||||
1.7.3 | ジャック・オ・ランタンを粘着ピストンの上に設置できなくなった。 | ||||
ブロックが複製されるバグが修正された。 | |||||
Java Edition | |||||
1.3.1 | 12w22a | 粘着ピストンがジャングルの寺院の内部に自然生成されるようになった。ジャングル寺院ではピストンはパズルのメカニズムを構成するのに使われている。 | |||
12w27a | エラーが発生しにくいようにピストンがアップデートされた。そのためピストンの動作が遅くなったようにも見える。これはピストンの働きを変更するものでもあったため、リピーターの遅延を伸ばすなどで対応する必要があった。この変更で、ピストンは伸びるのに2レッドストーン・チック(4ゲームチック)かかるようになった。素早く縮むのはそのまま。 | ||||
1.8 | 14w18a | スライムブロックは粘着ピストンに接続された時、隣接したブロックを押したり引いたりするようになった。 | |||
スライムブロックを上に付けたピストンは伸びるとき、エンティティ(Mob・プレイヤー・アイテム・発射された弓など)を空中に打ち上げるようになった。 | |||||
14w19a | スライムブロックはピストンに設置された時、横方向や下方向にもエンティティを押すことができるようになった。 | ||||
Legacy Console Edition | |||||
TU3 | ピストンと粘着ピストンが追加された。 | ||||
TU14 | ピストンは伸びるのに2倍の時間(2レッドストーン・チック、4ゲームチック)かかるようになった。素早く縮むのはそのまま。 |
トリビア[編集 | ソースを編集]
- ブロックがピストンに押された時、そのブロックは一時的に非固体ブロックになり、動いているブロックの上のプレイヤーやアイテムは透過して落ちる。
- (砂のような)重力に影響を受けるブロックを上に載せた状態でONとOFFが素早く切り替わった時、ピストンはいつかはブロックを壊し、素材として拾えるようにする。ただし、砂利は壊れても火打ち石にはならない。
- 粘着ピストンがレッドストーンワイヤーの垂直の繋がりを遮った場合、それがピストンに動力を伝えるものであれば、ピストンは何度も何度も非常に素早く伸び縮みする。
- クリエイティブモードでは、ピストンに押されている最中のブロックを壊した場合、そのパーティクルはピストンのパーティクルになる。
- 動きを止める前にブロックを壊すのはクリエイティブモードでしかできない。
- 粘着ピストンがレッドストーンブロックを上方向に押した場合、外見上の接続があるため、動力がOFFになっても縮まない。
- これを利用してBUD(ブロックアップデート検知器)を作製できる。
- コンソール版Minecraftでは、ピストンでブロックを押すことによって、横方向の建設限界を越えていくつかブロックを配置することができる。
- PocketEditionでは、根元が太く、先が細いテクスチャとなっている。また、チェストなどのブロックエンティティも押し出す事ができる。
ギャラリー[編集 | ソースを編集]
どのようにして竿(伸びた時に1ブロックの長さがある)がピストンボックス(深さは1ブロックマイナス面の厚さ)の中に収まるかについてのNotchの説明。[4]
純粋にピストンとレッドストーンリピーターのみで実装された基礎的な論理回路。左上から時計回りにAND・OR・XOR・NOT。
板ガラスと一緒に使われた粘着ピストンの使用例。
Bedrock Edition でのピストンと粘着ピストン。
関連項目[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]