Minecraft をコンピューターでプレイするには、ウェブブラウザー内 (Javaアプレットとして) で、あるいは独立したアプリでやる方法があります。この記事では後者のうち、ゲームを起動するために用いるMinecraftランチャーの基本的な使い方を説明します。
基本的な使用法[]
Minecraft ランチャーは、minecraft.net/download からダウンロードできます。ランチャーのファイル名は、ウィンドウズでは Minecraft.exe、Mac OS Xでは Minecraft.dmg、Ubuntuなど一部Linuxではminecraft-launcher.desktop(表示名は「Minecraft Launcher」)、その他ではMinecraft.jar になります。
ランチャーを起動すると、上のような画面が表示されるでしょう。ウィンドウ右下の Log In の入力フォームに、あなたが登録したアカウント名 (通常は電子メールアドレス) とそのパスワードを入力し、その下の [Play] というボタンを押せばゲームが起動します。
プロファイルのカスタマイズ[]
Minecraft ランチャーでは、ゲーム実行環境を「プロファイル」という形でカスタマイズし、切り替えて実行できます。切り替える必要がなければ、初期のプロファイル (Default) を変更するので充分でしょう。
Profile Editor(プロファイルエディター) タブの該当するプロファイルのコンテキストメニュー、あるいは右上の Edit Profile(プロファイル編集) からプロファイルの内容を確認、編集することが出来ます。チェックボックスと入力欄があるものは、チェックボックスに ☑ を入れるとその後ろの入力欄の内容を利用します。
名称 | 和訳 | 説明 | |
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Profile Name | プロファイル名 | プロファイルの名称です。ランチャーの選択時に表示されるものになります。 | |
Game Directory | ゲームディレクトリー | ゲームデータが保存されるフォルダーを指定します。通常は変更する必要はありません。 | |
Enable experimental development versions("snapshots") | 試験用の開発版を用いる | Snapshot版などと呼ばれる開発版の Minecraft を選択・実行できるようにします。 | |
Use version | 使用バージョン | そのプロファイルでプレイする際のバージョンを選択します。これらのゲーム部分はコンピューター内に、それぞれ別に保存されます (セーブデータの管理はユーザーが行う必要があります)。現在正式版1.5.1/1.5.2/1.6.1が登録されていますが、これ以外のものも追加することが可能です。 | |
Resolution | 解像度 | ゲームウィンドウの大きさをピクセル数で指定します。ただし「フルスクリーンモード」(全画面で Minecraft を実行する) は別途ゲーム内の設定で切り替える必要があります。 | |
Java Settings (Advanced) | Executable | Javaの高度な設定/実行ファイル | Minecraft を実行するJavaを指定できます。複数バージョンのJavaが共存している環境では、この設定を変更することで明示的に実行するJavaの指定が可能です。 |
JVM Arguments | Java仮想マシンの引数 | Java仮想マシン実行時に渡す引数を変更できます。主にヒープメモリー領域の大きさを変更したい場合に用います。デフォルトで -Xmx 1G 、最大1GBのヒープメモリーを割り当てています。
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プロファイルのコピーおよび削除は、Profile Editor タブでプロファイルを選択して右クリックすると出るメニューから行えます。
高度な使用法[]
開発バージョンを試す[]
通常は開発版 Minecraft は選択できなくなっています。プロファイルを編集して、Enable experimental development versions("snapshots") に ☑ を入れましょう。
過去のバージョンで遊ぶ[]
現時点では Minecraft 1.5以前のバージョンはバージョン選択のドロップダウンボックスに現れません。次のようにして手動でインストールすることでプレイできるようになります (正確には正式版ではなくそのプレリリース版になります)。1.4.7を例にして説明します。
- まず、1.5.2をインストールします。1.5.2を1度実行することでインストールできます。タイトル画面が表示されたらゲームを一旦終了してください。
- .minecraftフォルダーを開きます。その中に versions というフォルダーがあるはずですので開きます。
- 1.4.7 というフォルダーを作ります。
- Java Edition/更新履歴/開発版#1.4.7preの、ダウンロードリンクから、jarファイルをダウンロードします。そのファイルを 1.4.7.jar という名称にして、.minecraft/versions/1.4.7 フォルダーに入れます。
- 1.5.2 フォルダーの中にある、1.5.2.json を 1.4.7 フォルダーに、1.4.7.json という名前でコピーします。
- メモ帳などのテキスト・エディターで開き、始めのほうにある "1.5.2" という文字を "1.4.7" に変更、保存します。
以上で終了です。ランチャーを再起動すると、バージョン選択のドロップダウンボックスに "release 1.4.7" の選択肢があるでしょう。
備考[]
- 1.6以降のJSONファイルを利用することは出来ません。これはライブラリーや起動オプションなどが変更されているためです。
- JSONファイルは、メモ帳でも充分編集可能ですが、一般のテキスト・エディターの方が楽です。
- フォルダー名、jarファイルやJSONファイルのファイル名本体、JSONファイル内の "id" の値は一致させておきましょう。
MODを入れたものを追加する[]
TBD
脚注[]
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エンチャントと製錬 | |||||||||||||
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