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この記事では、Java Editionでの常に読み込まれるチャンクについて説明しています。Bedrock Editionでの類似の仕組みについては「ティック領域」をご覧ください。
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この項目はJava Edition限定の要素です。 

スポーンチャンク(英:Spawn chunks)は、ワールドのスポーン地点周辺に存在する常に読み込まれているチャンク群である。

概要[]

通常、プレイヤーの描画範囲外のチャンクは読み込みが停止される。このためこれらのチャンクにあるレッドストーン装置やトラップなどの機構は作動を停止しまう。しかしスポーンチャンクは常に読み込まれているため、プレイヤーが周囲にいなくても装置を作動させ続けることができる。

振る舞い[]

Spawn chunks range

読み込みレベルの伝播の様子‌[JE 1.20.5で廃止予定]

ワールドのスポーン地点には開始チケットが発行され、常時読み込みレベル22(30‌[JE 1.20.5で追加予定])を与える。読み込みレベルは隣接するチャンクに伝播する度に1上昇していき、34で上限に達して左図のように分布する。

チャンクは読み込みレベルの低さに応じ、以下の4種類の読み込み状態が与えられる。

読み込み状態 レベル 広さ 詳細
エンティティ処理 31以下 19×19チャンク‌[JE 1.20.5で廃止予定]
3x3チャンク‌[JE 1.20.5で追加予定]
全てのゲームの要素がアクティブになっている。
ティック処理 32 21×21チャンク‌[JE 1.20.5で廃止予定]
5x5チャンク‌[JE 1.20.5で追加予定]
チャンクに関するティック処理とエンティティの処理のみ停止しており、ランダムティックは発生せず、エンティティは動かない。
読み込み領域の境界 33 23×23チャンク‌[JE 1.20.5で廃止予定]
7x7チャンク‌[JE 1.20.5で追加予定]
ごく一部の要素のみがアクティブであり、レッドストーンやコマンドブロックは動作しない。
アクセス停止 34以上 さらに外側 ワールド生成を除き全ての処理が停止している。

制限事項[]

詳細は「チャンク § 制限事項」を参照
ディメンションのタイムアウト

スポーンチャンクは全てのディメンションで動作するが、そのディメンションにプレイヤーが存在せず強制読み込みされたチャンクも存在しない状態が15秒続くとスポーンチャンクを含めそのディメンションそのものの読み込みが停止する。周期的にポータルにエンティティを通過させることでタイムアウトはリセットできる。

チャンクに関するティック処理
ティック」も参照

作物の成長など、ランダムティックはその中心がプレイヤーから128ブロック以内にあるチャンクでのみ発生する。

エンティティ
スポーン」も参照
  • 敵対Mobはプレイヤーから128ブロック以上離れるとデスポーンする。
  • 友好Mobはプレイヤーを中心とした240ブロック四方の範囲でのみスポーンする。
  • スポーンチャンク内の友好Mobは常にMobの体数上限に計上される。このため範囲内に友好Mobが多いとワールドの他の場所でのスポーンが阻害される。

設定[]

ワールドのスポーン地点は/setworldspawnで変更でき、これによりスポーンチャンクの中心を移動することができる。また/gamerule spawnChunkRadiusでスポーンチャンクの「エンティティ処理」の範囲の大きさを変更できる‌[JE 1.20.5で追加予定]。その大きさは<ゲームルールの値> × 2 + 1チャンク四方になる。

歴史[]

この節は、スポーンチャンクが追加されたバージョンに関する情報が不足しています。 
情報を追加し、この節の拡充にご協力ください。詳しい情報がトークページに記されている可能性があります。
開発中のJava Edition
1.20.524w03aゲームルールspawnChunkRadiusが追加され、スポーンチャンクの大きさを変更できるようになった。
デフォルトでのスポーンチャンクの大きさが19x19から3x3に変更された。
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