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Overworld

オーバーワールドに見られる森林山脈

オーバーワールド(英:Overworld)は、すべてのプレイヤーがMinecraftの旅を始めるディメンションである。

創造[]

オーバーワールドは、プレイヤーが新しいワールドを創り出す際に作成される唯一のディメンションである。その他のディメンション(ネザージ・エンド)は、プレイヤーが対応するディメンションに初めて入るまで作成されない。

シード値[]

詳細は「シード値」を参照

Minecraftの新しいワールドは、世界生成式の開始点となる整数である、シード値を使用して生成される。プレイヤーはシードを指定するか、ゲームでランダムに生成することができる。整数以外の入力(単語"Glacier"など)が指定された場合、ゲームはそれを対応する整数(1 7 7 2 8 3 5 2 1 5など)に変換する。

同じエディション、ゲームバージョンワールドタイプが使用されている場合、指定されたシード値は毎回ほぼ正確に同じワールドを生成する。正確なスポーン地点は異なるが、全地形の特徴の座標は同じである。シード値が32ビット整数型の範囲(-2147483648〜2147483647)に収まるならば、生成される地形やバイオーム配置はJava EditionBedrock Editionで等しくなるが、地形の特性構造物洞窟の形状は異なってくる。

環境[]

オーバーワールドは、さまざまな要素を備えた非常に複雑な環境である。

バイオーム[]

River through Mesa

荒野バイオームを流れる河川バイオーム。

詳細は「バイオーム」を参照

オーバーワールドはさまざまなタイプのバイオームに分かれている。バイオームのタイプは、その中の地形の基本的な特性を決定し、それらのほとんどすべてに、これらの特性を変更してより現実的な地形を作成するいくつかのバリエーションが存在する。バイオームのタイプは、バイオームのサイズや、どのMobがその中にスポーンできるかを決定し、天候などの環境の振る舞いに影響する。

自然構造物[]

Village-1

は、オーバーワールドに自然に生成される多くの構造物のうちの1つである。

詳細は「生成される構造物」を参照

オーバーワールドは、構造物と呼ばれる多数の地形パターンで構成され、その配置はシードごとに大きく異なる。正確な構造物は各ワールドに固有だが、特定の場所で生成される構造物のタイプはバイオームのタイプによって決まる。構造物は、山岳洞窟などの現実の同様の地形に基づいている。また、浮島などの(現実の世界では)「ありえない」地形も、オーバーワールド全体で見られる。

自然構造物には、地形の特徴に加えて、ダンジョン廃坑などの自然に生成される建物が含まれる。

昼夜サイクル[]

Day Night
詳細は「昼夜サイクル」を参照

オーバーワールドは、昼夜サイクルがある唯一のディメンションであり、また環境が時間の経過を反映する唯一のディメンションでもある。現実世界のタイムゾーンとは対照的に、オーバーワールドの時間はワールド内共通である。それが「無限」の世界であっても、どれだけ離れていても、オーバーワールドは常にディメンション内のすべてのプレイヤーにとって同じ時間となる。

日中、太陽は強力な源として機能し、最大光量は15である。日光は、植物を育て、Mobのスポーンや、他の興味深い効果に影響を与えるのに十分な強さを持つ。夜間はが唯一の自然源となる。ただし、月明かりは比較的暗く、明るさレベルは最低4に下がり、敵対的Mobのスポーンを許す。プレイヤーがベッドで寝ることができるのは、雷雨時以外では夜間のみである。

昼光サイクルは時計を使用して効果的に測定できるため、プレイヤーはオーバーワールドのどこにいてもおおよそのMinecraftの時間を特定できる。時間は、/timeコマンドを使用して変更または停止することもできる。

現実の世界と同じように、太陽は東から昇り、西に沈む。その動きを観察することは、コンパスなしで方角を知る簡単な方法である。

Mob[]

詳細は「Mob」を参照

オーバーワールドには、さまざまなMobが住んでいる。それぞれのMobは行動やプレイヤーに与える危険のレベルが大きく異なる。さまざまなMobは、明るさレベルやバイオームなどの要因に応じて、さまざまな時間と場所でスポーンする。時々、ポータルを使用して、Mobがオーバーワールドとネザーなどの別のディメンションの間を移動することがあるが、これは一般的ではない。エンダードラゴンウィザーのようなボスMobはポータルに入ることはできない。

動物[]

モンスター[]

その他[]

生成[]

ゲームの他のすべてのディメンションと同様に、オーバーワールドは無限に生成できる。ただし、以下に説明するように、いくつかの制限がある。他のディメンションと同様に、チャンクと呼ばれる16×384×16のブロックの区域に分割される。

オーバーワールドは、奈落から建築高度限界まで(Y=-64〜320)垂直に、そして各方向に事実上無限の距離を水平に延びる3次元の体積に広がる。この体積は(事実上)空気、地形、構造物で満たされる。技術的には、地形はさまざまな標高、一般的な地形、複雑な山岳と洞窟を生み出すシステムのために複数のノイズマップを生成することで形成される。

制限[]

Mc cutoff

古いMinecraftマップの視覚的な限界点(左は通常のMinecraft生成、右は制限後。)

詳細は「ワールド境界」および「ファーランド」を参照

ワールドは事実上無限だが、プレイヤーが物理的に到達できるブロックの数は制限されている。制限はゲームのエディションとプレイしているワールドタイプによって異なる。

Java Editionでは、マップには、デフォルトでX/Z ±29,999,984にあるハードコードされたワールド境界が含まれている。ワールド境界は、青のストライプのアニメーションする壁である。境界の近くに立つと、画面の周りに赤いビネットが表示される。ほとんどのエンティティは、テレポートしない限り、境界を通過することができない。境界を突破したプレイヤーは、クリエイティブまたはスペクテイターモードでない限り、一定のダメージを受ける。プレイヤーはワールド境界を越えてテレポートし、見えない壁があるX/Z ±29,999,999まで移動することができる。ただし、プレイヤーは、ウマ、ブタ、トロッコに乗って、さらにいくつかのチャンクを移動できる。[要検証]プレイヤーがX/Z ±30,000,000を通過すると、ブロックにヒットボックスがない「偽のチャンク」が生成される。ハードコードされた制限が削除されると、Minecraftは32ビットの符号付き整数制限までの無地の地形を生成できる。

Bedrock Editionでは、Infiniteのワールドは水平方向には定まった制限はないが、非常に遠い距離では、プラットフォームにより詳細は異なるが、生成が停止したりゲームの挙動に不具合が生じるようになる。

地形の特性[]

Mountain Biome

山岳バイオームの写真。

詳細は「地形の特性」を参照

オーバーワールドには、さまざまな大きさの多数の地形の特性が含まれる。

ブロック[]

自然生成[]

「自然生成」には、ワールドシードによって生成されるブロックが含まれる。

自然発生[]

「自然発生」とは、プレイヤーではなく、自然要因によって新しいブロックが配置されるようになるイベントの組み合わせを意味する。また、これらのブロックの中には、ワールド生成の一環として発生するものもある。

構造物[]

自然生成と同じものだが、これらのブロックは「構造物を生成」設定を有効にした場合にのみ生成される。

技術的情報[]

ID[]

名称名前空間ID (JE)数値ID
オーバーワールドoverworld0

フォルダー[]

Java Editionでは、オーバーワールドに関する情報は、.minecraft/saves/worldname ディレクトリのregion フォルダーに保存される。「worldname」にはワールドの名前が入る。

region フォルダーを削除するとオーバーワールドがリセットされ、そのディメンションでのプレイヤーによるすべての変更と建築が元に戻る。

実績[]

詳細は「実績」を参照
アイコン 実績 ゲーム内での説明 実際の条件(異なる場合) 得られるゲーマースコア トロフィーの種類(PS)
冒険の時間17種のバイオームを見つけよう。17種類のバイオームに訪れる。1つのワールド内で達成する必要はない。40Gシルバー
トレジャー ハンター製図家の村人から地図を入手して、その地図で見つかった建物に入ろう。購入した地図を利き手(ホットバー)に持った状態で、表示されている構造物に訪れる。40Gシルバー
ありの~ままの~!氷渡りのブーツを装備して、海に張った氷の上を1ブロック歩こう。20Gブロンズ
アトランティス?海底遺跡を見つけよう20Gシルバー
7 つの海の航海全種類の海洋バイオームを訪れよう暖かい深海および凍った海(未実装バイオーム)を除くすべての海洋バイオームを踏破する。40Gゴールド
アホイ!難破船を見つけよう20Gシルバー
自分だけのお宝!隠し財宝を掘り出そう宝のチェストを開く。30Gシルバー
エコーロケーションイルカをあげて、宝の場所まで案内してもらおう生魚を与えて宝まで案内してもらう。20Gシルバー

進捗[]

詳細は「進捗」を参照
アイコン 進捗 ゲーム内での説明 前提条件 実際の条件(異なる場合) 名前空間ID
Advancement-plain-rawアイ・スパイエンダーアイを追いかける さらなる深みへ要塞に入る。story/follow_ender_eye
Advancement-fancy-raw亜空間バブルネザーを利用してオーバーワールドでの7kmを移動する ネザーネザーを通じて、オーバーワールド上で7,000ブロック、ネザーでは875ブロック分以上離れた2つの地点間を移動する。nether/fast_travel
Advancement-fancy-raw不安な同盟ガストをネザーから救出し、安全にオーバーワールドに持ち帰り…そして倒す。 差出人に返送ガストオーバーワールドで殺す。nether/uneasy_alliance
Advancement-plain-raw実家のような安心感オーバーワールドの溶岩湖で長ーーーくストライダーを乗りこなす 足のついたボートオーバーワールドストライダーに乗り、溶岩の上を50ブロック移動する。溶岩湖とあるが、帯溶岩層でも人工の溶岩池でも、溶岩でさえあれば生成物地形の特性の種類は関係ない。nether/ride_strider_in_overworld_lava
Advancement-plain-raw危機一髪火事を起こさずに不慮の電撃から村人を守る 冒険落雷地点から30ブロック以内に居る。この時、稲妻の周囲に火が点かず、かつ落雷地点を中心に30×30×30の直方体の内部、あるいはその上側6ブロック以内に、落雷の影響を受けていない村人が居る必要がある。adventure/lightning_rod_with_villager_no_fire
Advancement-plain-raw洞窟と崖ワールドの頂上(限界高度)からワールドの底へ落下し、生き残る 冒険319以上の位置からY=-59以下の位置まで、379ブロックより長い垂直距離の垂直距離を落下する。adventure/fall_from_world_height
Advancement-plain-raw良い夢見てねベッドで眠り、リスポーン地点を設定する 冒険ベッドの上で横になる。プレイヤーが実際に寝ることができなくても、ベッドに入りさえすれば進捗は達成することができる。adventure/sleep_in_bed
Advancement-plain-raw星の商人建築限界高度で村人と取引をする 良い取引だ!Y=318より高い位置で、村人行商人取引をする。adventure/trade_at_world_height
Advancement-fancy-raw冒険の時間すべての種類のバイオームを発見する 良い夢見てね以下のオーバーワールドの全53種のバイオームに訪れる。その他のバイオームは訪れたとしてもこの挑戦には無視される。 adventure/adventuring_time
Advancement-plain-rawサウンド・オブ・ミュージックジュークボックスの音楽で草地を生き生きさせる 良い夢見てね草地バイオーム内でジュークボックスを設置し、レコードを使用する。adventure/play_jukebox_in_meadows
Advancement-plain-rawとてもとても恐ろしい雷で村人を打つ もったいぶった一言召雷のエンチャントを施したトライデントにより生み出した雷で村人を打つ。雷雨で発生した雷[要検証]/summonコマンドによって召喚された雷では達成されない。adventure/very_very_frightening

歴史[]

Classic

2009年後半に使用されたクラシックの有限生成

IconicAlpha

Alpha v1.2.0以前に使用されていた地形生成のバージョン

Beta

Alpha v1.2.0からBeta 1.7.3まで使用されたワールド生成

Survival

リリース1.7以降で使用されているワールド生成

Java Edition pre-Classic
Cave game tech testマップは元々有限で、ランダムに生成された地形がある。
rd-132211マップの地形が完全に平らになるように変更された。
rd-160052地形が丘と谷で構成されるようになった。
Java Edition Classic
0.0.12a地形が浅い丘に変わった。
Minecraftのワールドが、岩盤の床のある海に囲まれるようになった。
Nを押すと新しいレベルが生成される。
2009年8月25日新しいジェネレーターが地形に与える、より多くの崖、より長くて狭い洞窟が披露された。
Java Edition Indev
20100212-1昼夜サイクルが追加された。
Java Edition Infdev
20100227Indevと同じ地形ジェネレーターを使用した、無限ワールド生成の最初のテスト。
20100327新しい地形ジェネレーターになり、花や洞窟が一時的に削除された。
高度限界が128に拡張された。[曖昧なバージョン情報]以前は、建築制限は64(海抜32、下方32ブロック)だった。
20100611地形ジェネレーターが変更された。
Java Edition Alpha
v1.2.0preview固有のバイオームが追加された。
v1.2.3F3キーで、プレイヤーの正確な座標が表示されるデバッグ画面の表示を切り替えられるようになった。
Java Edition Beta
1.3プレイヤーがワールドの名前とシード値を指定できるようになった。
1.5天候が追加された。
1.7プレイヤーの向いている方角を示す'f'値がデバッグ画面に追加された。
1.8Pre-release地形ジェネレーターが新しくなった。
一部のバイオームが変更、追加、削除された。
プレイヤーが、F3を押して現在のマップシード値を確認できるようになった。
動物がワールド生成時に一緒に生成されるようになり、あまりランダムにスポーンしなくなった。
ファーランドが削除され、奈落に置き換えられた。
Java Edition
1.2.112w07a新しいAnvilレベルフォーマットのおかげで、新しいマップの高さは256になった。
1.6.113w17a砂漠バイオームに大きな池が生成されなくなった。
1.7.213w36a洞窟の生成が調整され、洞窟の密度が低くなり、繋がりにくくなった。[1]
新しいバイオームが追加され、いくつかの古いバイオームが変更された。
13w37a30,000,000ブロック地点に目に見えないバリアが追加された。これにより、ファーランドの最後の残骸が取り除かれた。
1.814w17aワールド境界が追加された。これは、World boundaryの1つ前のチャンクに表示され、通過できる。
1.1318w08a暖かい海、ぬるい海、冷たい海、ぬるい深海、冷たい深海、凍った深海が追加された。
凍った海が再び自然生成されるようになり、新たな外観を持つようになった。
18w15a各種海洋が固有の水の色を持つようになった。
1.18Experimental Snapshot 1地形生成の方式として、マルチノイズを用いたものが採用された。
地形生成がバイオームに依存しなくなり、生成される地形にバイオームが馴染むような格好となった。
地形が以前より滑らかかつ起伏に富んだものとなった。
建築高度限界が上に64ブロックと下に64ブロック増加し、-64〜320の範囲となった。
チーズ洞窟、スパゲッティ洞窟、ヌードル洞窟の3種類からなるノイズ洞窟が追加された。
デバッグ画面にMultinoiseの項目が追加され、陸地性(Continentalness)、侵食(Erosion)、気温(Temperature)、湿度(Humidity)、奇異性(Weirdness)の値がそれぞれC、E、T、H、Wとして表示されるようになった。
デバッグ画面にTerrain行が追加され、地形生成に関わる値が表示されるようになった。
experimental snapshot 2の位置がY=128からY=192に変更された。
バイオームの生成が調整された。
以前の山岳がExtreme Hillsに、砂利の山がGravelly Hillsに改名された。

問題点[]

「オーバーワールド」に関する問題点は、バグトラッカーにて管理されている。問題点の報告はそちらで行ってほしい。

ギャラリー[]

トリビア[]

  • オーバーワールドで生成できるブロックの最大数は、左右どちらからの方向に3000万ブロックの距離があると仮定した場合、約92.16京 (9.216×1017) ブロックとなる。
    • 総面積は地球の約8倍、つまり惑星海王星の表面積とほぼ同じとなる。
    • つまり、エンティティブロックエンティティもない満たされた世界を格納するには、各標準ブロックに4ビットの情報が割り当てられていることから、ブロックデータだけで368.64京 (3.6864×1018) ビットビット (409 ペタバイト)を必要とする事になる。
    • これを手動で修正することで、2,147,483,647ブロック (32ビット整数の限界) までのワールドをどちらの方向にも作成することが可能になる。
  • Minecraftに組み込まれた1:1 (1ブロック = 1メートル) の大きさの地球の地図は、510.9兆 (5.109×1014) ブロックの大きさとなる。
    • 地図の深さを1ブロックとし、1ブロック当たり1バイトと仮定すると、その大きさは約475,800 GB (464.7 TB)になる。
    • 月の大きさの地図は37.95兆 (3.795×1013) ブロックでできており、データサイズは35,340 GB (34.52 TB)である。

関連項目[]

脚注[]

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