体力値 |
10 |
---|---|
大きさ |
高さ: 0.8ブロック |
スポーン条件 |
1ブロック以上の深さの水、全ての明るさレベル。高度46から62の間に出現 |
内部ID* |
94 |
名前空間ID* |
squid |
イカ(英:Squid)は、水中にスポーンする8本の足を持った友好的Mobである。
スポーン
Bedrock Edition
イカは川、海またはその亜種バイオームの水中に 2~4 体ずつスポーンする。イカは水面にスポーンする、つまりスポーン位置の上にスポーン可能なブロックやさらにその上に非個体ブロックが存在してはいけない。イカは 5% の確率で幼体としてスポーンする。
Java Edition
イカは y=46-62(海面)の間で 4 体ずつスポーンする。ワールド生成後は河川、砂浜、海洋でのみ個別にスポーンする。ワールドタイプが従来のスーパーフラットの場合、イカはどこにもスポーンしない(スーパーフラットにおける海面が y=0 のため)。殆どの他の動物と異なり、イカは長い時間をかけてデスポーンする。
用途
倒すと、1匹あたり1–3個のイカスミをドロップし、これは黒色の染料にクラフトできる。また、まれに骨粉を落とすことがあり、これは畑に撒いて成長を促すことできるほか、白色の染料にクラフトできる。
振る舞い
イカが動き回るとき、その触手は開閉し、自身を前へ押し出すようなしぐさに見える。イカはある場所に留まったり、ある層をあてどもなく漂ったりして、攻撃された場合を除いて意図的にプレイヤーとは関わらないようにしている。プレイヤーから遠ざかるように泳ごうともするだろう。
Java Editionの1.13以降やBedrock Editionはイカを攻撃すると墨を吐く。
また、イカには光に近寄る習性はないため、意図した場所へ集合させることはできない。
1.4.4preまでは、座礁したイカは動けなくなっても生き残っていた。そのバージョン以降は、空気中で窒息する。他の地上Mobと同様に落下ダメージを受けたり燃えたりするが、水生であるがゆえに溺れはしない。
地上ベースのMobとは異なり、イカは水流に向かって泳ぐことが出来、それに流されることはない。
イカは水生特効のエンチャントでより多くのダメージを与えることができる。
養殖
イカは水流に逆らって泳げはするものの、下方向への水流を登ることはできない。数多くのイカを捕らえておく最も単純な方法は、8×8程度の大きさ、深さ3ブロックの穴を、海や大きな湖の下に掘ることである。穴へ向かっての下方向の水流は、イカを捕らえて離さないだろう。複雑な漏斗と水流システムで、複数の罠から中央のプレイヤーが倒すための場所へとイカを輸送することも出来るだろう。イカ養殖場のチュートリアルもある(英語)
技術的情報
ID
名称 | 名前空間ID | 翻訳キー |
---|---|---|
イカ | squid | entity.minecraft.squid |
名称 | 名前空間ID | 数値ID | 翻訳キー |
---|---|---|---|
イカ | squid | 17 | entity.squid.name |
エンティティデータ
イカは、Mobの特性と関連付けられたエンティティデータを持つ。エンティティIDは
squid
である。
- エンティティデータ
- すべてのMobに共通するタグ
歴史
Java Edition Beta | |||||
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1.2 | イカが追加された。 | ||||
1.3 | イカが3次元的に移動するようになった。 | ||||
1.5 | イカが上向きに泳げなくなった。When they did manage to swim upward, they would drift down with a zero net gain in altitude, resulting in a jittery animation. | ||||
1.7 | Beta 1.7 までは他の Mob と同様に、イカはデスポーンしなかった(そのため、イカはプレイヤーの間で人気のペットとなっていた)。イカは、一度捕獲すれば水槽に入れてプレイヤーに殺されるまでそこに保管することができた。しかし、海や湖の比較的深い場所の隙間に溜まり、プレイヤーの人数が減少するまではイカがスポーンしなくなり、イカスミの獲得が困難になってしまうため、これが修正された。そのため、1.7では、他の Mob と同様にデスポーンするようになった。これは、1.8のアップデートでより深い海が生成されるようになる可能性がある。 | ||||
1.8 | pre2 | プレイヤーがイカを殺すと、経験値をドロップするようになった。 | |||
Java Edition | |||||
1.0.0 | Beta 1.9-pre5 | ||||
1.4.4 | pre | イカが空気ブロックに触れると窒息するようになった。 | |||
1.8 | 14w06a | イカの AI が新しくなった。以前までのイカは泳ぐことができず、結局は湖の底に集まっていた。しかし現在では、上向きに、より多くの方向へ泳げるようになった。 | |||
1.8.2 | pre7 | ||||
1.9 | 15w39a | イカが一回り小さくなった(0.95から0.8ブロックの正方形になった)。 | |||
15w50a | entity.squid.ambient 、entity.squid.hurt そして entity.squid.death の効果音が追加された。 | ||||
1.11 | 16w32a | エンティティID が Squid から squid に変更された。 | |||
1.13 | 18w07a | 攻撃されると黒い墨と青い泡のパーティクルを出すようになった。 | |||
18w08a | 墨を吐く効果音が追加された。 | ||||
1.13.1 | 18w31a | イカは川、海、砂浜にのみスポーンするようになった。 | |||
Pocket Edition Alpha | |||||
0.11.0 | build 1 | イカとイカの子どもが追加された。イカの子どもはこのバージョン限定の要素である。 | |||
イカが、攻撃されたときに黒いイカスミのパーティクルを出すようになった。これもこのバージョン限定の要素である。 | |||||
0.14.0 | build 5 | 泡のパーティクルが追加された。 | |||
0.16.0 | build 1 | 新しいサウンドが追加された。 | |||
Legacy Console Edition | |||||
TU1 | CU1 | 1.0 | Patch 1 | イカが追加された。 | |
TU43 | CU33 | 1.36 | Patch 13 | イカのサウンドが追加された。 |
問題点
「イカ」に関する問題点は、バグトラッカーにて管理されている。問題点の報告はそちらで行ってほしい。
トリビア
- イカはMinecraftで最初の水中Mobである。
- 水中のイカを攻撃するとだいたい1/3から1/2ブロック持ち上がる。
- イカは触手を攻撃されてもダメージを受けない。
- Beta 1.4以前は、他のブロックに触れていない状態のイカにバケツを使うと牛乳が得られた。
- 現実のイカは8本の腕(arm)と2本の触手(tentacle)を持つが、Minecraftのイカは8本の腕のみを持ち、どちらかというとタコ類に近い。これはスウェーデン語ではイカとタコを区別しないが Bläckfisk、日本語ではタコ と訳されるので正確にはイカではないようだ。
- イカはほかの地上のMobと同じようにトロッコに乗ろうとする。しかしレールと水は同じブロックに存在できないため、役に立つとは限らない。
- イカはどの明るさレベルでも、草ブロックなしに、水中に出現する最初の温厚なMobだ。
- ワールドデータがロードされたときは、全てのイカは触手が東を向くように整列している。
- イカは水源かどうかに関わらず全ての水ブロックに出現できるので、地下の湖や滝に出現できる。
- RC2版では、イカは水から飛び出てダメージを受ける。イカは新しいプレイヤーのダメージ音を出す。
- イカのモンスタースポナーは、高さ60の位置にのみイカを出現させ、大きな水地形(海, 川, 地表の湖など)はその高さにのみ現れる。これは山の中の泉や地下の湖にはイカはもう出現しないことを意味する。
- 村人、スノウゴーレムは音を発しない限定的なMobである。(スノウゴーレムには通常状態の音はないが、唯一雪玉を投げるとき音を発する。)
- イカとコウモリは繁殖させられない限られた温厚なMobである。しかしながら、この為に他の動物が過去そうであったようにスポーンするだろう。
- イカも落下ダメージを受けることが可能である。
- 1.4以前は、高所から落下してダメージを受けると、他のMob同様に骨が折れる音がしていた。現実のイカには骨はないので、これはおかしなことである。
- イカとヤマネコは、デスポーンする限られた温厚なMobである。
- 1.13 以前は、要塞の泉、地底湖、井戸、黒曜石パッチ(?)、水が流れる洞窟にイカが出現することは可能であった。
ギャラリー
トロッコに乗ったイカ